2012/04/11

  片付けども片付けども

免許も更新できたし(3年になってしまったが)、今日はこれからクルマのエアコンも直ってくるので、荷物を積んで戻れそうだと思っていたところに、修理屋さんから電話。
なんと、配管だけでなく、コンプレッサー本体もいかれていたので交換しなければならないという。
まいった。
お金のこともだけれど、これでいつまでかかるか分からなくなった。
駅に行って飯を食って……と思っていたところだっただけに、そんなことなら家を出る前に分かれば、予定を切り替えて電車でこのまま帰ってしまえたのに……と思う。
仕方ないので、とりあえず飯。ちょっと悩んだ末に、ハンバーグランチ。

2012/04/12

5月のイベントの打ち合わせに、スタッフが新百合丘まで来てくれた。
@Niftyがまだ「ニフティ」といっていたパソコン通信時代のFBOOK『ダ・ヴィンチ』会議室のシスオペをしていたひろぽんさん。確か僕と同い年。
二人で遅めのランチ。昨日に引き続き肉料理。シェーンバーグ@新百合丘で日替わりランチ。

写真にはハンバーグが写っていたが、来てみたら海老フライ2本とチキンだった


取り外されたコンプレッサー サンデンって書いてあるね
カーエアコン用コンプレッサーを2億台以上作っているメーカーらしい
その後、1日遅れで修理屋さんに。
コンプレッサーが1台だけ在庫があったとかで、午前中に頑張って仕上げてくれていた。
取り付け穴が微妙に合わなくて、一度つけたのをまた外してリーマーで揉みながらつけたとか。
結局、配管からガスが漏れてしまっていたのにエアコンを回し続けていたので本体もいかれたらしい。
配管から漏れるとかいうと、どうしても原発のことを思い浮かべてしまう。

配管は、本来全部取り替えになってしまうところを、ゴム管との接合をできる機械を持っている別の業者に依頼して2万2000円で修理。コンプレッサーは10万円ちょっとの定価のものを55000円で入れてくれて、工賃は2万円だけ。いつものことながら良心的価格で助かった。
ディーラーに持ち込んだりしたらいくら取られたか分からない。
それでも、出費が重なってとっても苦しい。

夜、助手さんと入れ替わりでのぼみ~の待つ家に戻る。

インドネシアのタイヤ(PINSO)は、今回はちょっとハズレだった。
タイヤ交換の際、「もしかしたらぶれるかもしれません」と言われていたのだが、その通りに。
どうも、真円になっていないらしいのだ。横方向の踏ん張り感などは文句なくよくて、今までのブリヂストンやダンロップより優れている感じだが、丸くないのではどうにもならないなあ。
まあ、びみょ~なブレなので、走っているうちに馴染む可能性もありそうだが……。
もしかして、以前に縁石にぶつけたとき、ホイールそのものが微妙に歪んだという可能性もありそう。
というのも、今までも若干そういう感じがあったから。
スタッドレスにしているときはまったくぶれなくて、むしろ安定した感じになっているから、ホイールに原因がある可能性は高いかも。かといって、疑わしいというだけでホイールを買い換えるつもりなどさらさらないし、我慢するしかないな。
夏タイヤと冬タイヤでホイールを入れ替えてしまう手もあるけれど、それも大変な手間とお金がかかるので無理。

とっても良心的な請求書で感謝

2012/04/13


夜遅く日光に戻り、のぼみ~にご飯をあげてウンチを捨てて……。
翌日は積んできた荷物(ほとんどが本)の整理。
本棚がよく見ると歪んでいて、L字金具で留めたりしていたら午前中が終わってしまった。
『マリアの父親』が百合丘から20冊出てきたので、注文を受けていた人たちに発送準備。これで2時半になってしまった。
まだ飯を食っていないので、大沢駅まで行って、渡辺建築工房のしょーこさんお勧めのお好み焼き屋に入ってみたら、あと15分で昼の部終わりだというので断られてしまった。
この時間でも開けている店はないかも……もしかして蕎麦子(きょうし)庵はどうかなと思って行ってみたら開いていた。
並木藤と蕎麦子庵は、確か午後も開けていたと記憶していたのだが、正しかった。
しかし、客は僕ひとり。なんだか悪かったなあ。
朝から何も食べていないので、贅沢に天もりの大盛りを注文。

天もりの大盛り~


家に戻って本を整理。
これは捨てるにはちょっとなあ……と思う本だけ持ってきたのだが、結局、読まないのだよなあ。一生。
移動させただけ。ブックオフに持ち込んでも値段がつかないような本が多いが、多くは絶版だから、もう一度確認したいと思っても入手困難。
デジタル化もされていないだろうから、ネットで読むわけにもいかない。
というわけで、結局、資料として保管しておくことになる。

それにしても、原発関連、エネルギー問題関係の本だけでも、30代のときにずいぶん読んだのだなと思う。
原子力資料情報室通信とか、原子力資料情報室が出していたリーフレットの類もいっぱい出てきて、困った。情報室通信は、以前に大量に捨てた記憶があるのだが、まだまだ残っていた。
内容は、今、小出さんあたりが言っていることと同じ。20年、30年前から指摘されていた原発の問題点、危険性が、今現実として目の前にある。
これだけ言われていて、なんにも対処してこなかったどころか、どんどんずさんに、無責任に、でたらめになっていった原子力の世界。改めて虚しさを感じる。
この期に及んで原発再稼働だの輸出だのとこいている連中の頭はどうなっているのか。まともだとは到底思えない。
自戒の念も含めて、これらの本はこのまま持っていることにしよう。

あとは天狗だの狛犬だの超古代文明だの、ムーっぽいものもいっぱいある。
小説を書くために読んだので、エイズ関連とか、ウイルス、殺人術なんてのもある。
あの頃とは気分がすっかり変わってしまっている。
怖い小説、おどろおどろしい小説を書くエネルギーというのは、かなり平和で豊かな時代だから出てくるものなのかもしれない。あるいは単に歳を取ってしまったということか。


カエル、狛犬、天狗、サンカ……これが自分の人生なのね……

掃除をすればするほど部屋が散らかるのはなぜなのだろう。
掃除の習慣がついている人って、それだけで1日終わったりしないのだろうか。
不思議だ。

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第2章 国も住民も認めたくない放射能汚染の現実
第3章 「フクシマ丸裸作戦」が始まった
第4章 「奇跡の村」川内村の人間模様
第5章 裸のフクシマ
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