前々回にやった、軟弱にピアノでコードを弾く方法の続編です。
まずはコードの転回などを復習してから、今回はもう少し発展させます。
今日のポイント:
マイナーセブンスコードに3度下(長3度)のベース音を加えると、そのベース音をルートにした「メジャーナインス」というゴージャスでお洒落なコードになる。
↑これはEm7
![](imgs/Cmaj9.jpg)
↑この下にCをルートとしてつけるとCmaj9というコードになる
で、Em7は転回させると、
![](imgs/Em7tenkai4-2.jpg)
↑こうなったので、
![](imgs/C-Em7tenkai2.jpg)
↑これのベースをCにすれば
Cmaj9ということになるはず
で、このEm7の転回形である指のポジションは、軟弱なポジションである上に、とっても便利で、例えば、左手でベースをCにしたまま右手のこのポジションを上下にずらしていくだけでいろいろな響きが得られる。
![](imgs/C-Em7tenkai3.jpg)
↑これはCをベースにしたEm7
⇒Cmaj9のコード
![](imgs/c-Dm7tenkai2.jpg)
↑右手を一つ下にずらすと
Dm7 on C(CをベースにしたDm7)
![](imgs/Cmaj7tenkai5.jpg)
↑さらに右手だけ1つ下げると
Cmaj7 になる
これを続けて弾くだけでも、なんだかいい感じになるでしょ?
これぞ軟弱音楽宿流の「なんちゃってピアノコード」演奏術。軟弱だけど役に立つ!
これを使って曲の伴奏をする具体例なんかも、そのうちにやっていくつもりです。乞うご期待??