楽器は弾けないけれど、歌は頑張れば上手くなりそうだ……と思う人は多いと思います。
ただ、「声」は究極の生楽器ですから、やっぱり練習しないと上手くはなりません。
カラオケなどで、ただただいっぱい歌うというだけではダメで、自分が歌ったものを録音して、しっかりチェックして改善する心がけが必要です。
よくある「ドミソミドー」みたいな発声基本練習についても、意識の持ち方がとても重要。
ドレミファ……と歌うときに、スケール感を頭に描きながら歌うことで、メロディに対する音感も養えます。
その「スケール感」の持ち方に2種類ある、という話を今回しています。
- その1:C・Dm・Em・F・G・A……と白鍵一つ飛ばしのコードを弾きながらCスケールの音階で歌う
- その2:C・D・E・F・G・A……と、すべてメジャーコードを弾いて、その調に移調した音階で歌う
……の2通りです。
動画の中ではやっていませんが、「その1」は、セブンスをつけて、
- Cmaj7 ドミソシソミドソ(←低いほうのソ) ドーミーソー
- Dm7 レファラドラファレド(←低いほうのド) レーファーラー
- Em7 ミソシレシソミレ(←低いほうのレ) ミーソーシー
- Fmaj7 ファラドミドラファミ(←低いほうのミ) ファーラードー
- G7 ソシレファレシソレ(←低いほうのレ) ソーシーレー
……のように、ちょっと凝ったパターンで歌うのもいいかもしれません。
2つめのほうは、↓こんな感じのパターンもありますね。
Kevon Carter channel より
頑張りましょう、お互いに!