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のぼみ~日記 2024

2024/06/27

草木ダム方面の穴場観光へ(4) 藤滝不動尊と狛犬


花輪駅のそばに藤滝不動尊というのがあって、そこには滝と、人形(ひとがた)に切り抜かれた金属板が並んでいる道があるという情報がGoogleMapに載っているのだが、場所がなかなか分からない。
花輪駅の線路を挟んで北側に小さな駐車スペースがあり、そこに車を停めて、すぐそばにある石柱を頼りに細い道を入っていくとあった。

こんな感じの道を進んでいく



なんと、石段の上には、思いもしなかった狛犬が……





なかなかよく出来た狛犬だ


↑阿像 吽像↓






鬣はややカクカクしているが、尾の彫りが凝っている





なぜか向かって左が阿像で子獅子付き

向かって右が吽像で玉を持っている。阿吽が逆位置なのは理由があるのだろうか?



阿像が子獅子付き





吽像が玉持ち



「奉納 獅子䑓(台) 奈良部清治 足尾町赤澤 昭和十五年四月廿八日」

驚いたことに、台座にある銘板の奉納者は我々が日光に来てから大変お世話になっている足尾の奈良部真弓さんのご先祖(祖父)だった。
奈良部さん本人もこの狛犬の存在は今まで知らなかったそうで、早速確認しに行くとのこと。
奉納年は昭和15(1940)年、太平洋戦争の直前、全国で奉納ブームが起きた「皇紀2600年」なので、世の中の風潮に従って金を出したのかもしれないが、なぜ足尾ではなくこの地に?
しかも、作風からして、地元の石工ではないかもしれない。
千葉市内に似た作風の狛犬があるということだが、この手の丸っこい顔の江戸獅子はあちこちに点在しているので、石工名がないと特定は不可能だ。
「獅子台(䑓)」とあるので、奈良部清治さんは台座だけを奉納したのだろうか? であれば、狛犬本体はどこかからこの場所に移設されたのだろうか? 先に狛犬本体がここにあって、その台座を後から奉納したのだろうか? それとも、「獅子と台座両方」の意味だろうか?
謎が謎を呼ぶ……。


海津見(わたつみ)神社(千葉市中央区寒川3丁目)、昭和2(1927)年、石工不明
↓寒川神社(千葉市中央区寒川町1丁目)、石工 設計彫刻 一谷石材店
(写真はどちらも山元 環樹さん提供)



不動尊は小さな新しい(といっても昭和、戦後くらい)建物で、こんな不動像が置かれている


その横をさらに奥へと登っていくと……
こんな風に人形(ひとがた)が並んで吊されていて……



その先に滝がある。不動堂のところにあるから不動の滝なのか、それとも藤滝という名の滝なのか……



滝壺のそばにある不動像





不動堂に入っていく道の右側には稲荷もあって、カクカクしたキツネがいた





銘は見あたらなかった。かなり新しいものだと思う



今日は狛犬は諦めていたので、これは大変なご褒美だった。しかも奈良部さんのご先祖が奉納者。
花輪地区、侮れないねえ。




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