2024/04/28
満69歳
誕生日。満69歳になった。
正月で数え70歳の古希になったので、だいぶ前から気分は「70歳の老人」なのだが、いよいよ人生70年目に突入するのだなあ。
若いときは70年生きるなんてことは想像できなかった。自分がそんな爺さんになるなんて許せない、と。
社会的に失敗し続けた人生だったが、成功していたら、むしろ今よりも虚しい老後生活だったのかもしれない。
つき合いもない、会ったこともない人たちから「あの人も歳取ったね」「昔は魅力的な歌を作っていたのにね」なんて言われて。自分も、昔はよかったと回顧しながら、若いときに築いた有名税を虚しく消費するだけの老人になっていたりして……。
そう思いながら70年目を生きる、酸っぱい葡萄の狐なのであるよ。
誕生日だからと何か特別なことをするでもなく、夜食に、去年の誕生日に半分残してあったいただき物のワインを出して楽しんだだけ。
「日光東照宮動物園」英語版
英訳本を3冊完成させ、Amazonで販売開始したものの、当然のことながら、誰もそんな本が存在することに気づかない。
Notebook of Yoji Mori,Janitor を検索すると、アメリカのamazon.com は出てこなくて、なぜかフランスの amazon.frだけヒットした。
広告を出す金もないので、ほんの少しでもチャンスを広げるため、
日光東照宮動物園の英語版ページを作って、そこにPRスペースを埋め込むなど、切ない努力をしていた満69歳の誕生日であった。
ついでに
タヌパックブックスのサイトにも英語版ページを追加した。
翌日にまた「Notebook of Yoji Mori」を検索したら、前日にUPしたばかりの
そのページがヒットしたのだが、書名で検索する人はいないしなあ……。
「Yoji Mori」の検索で出てくる他のページがなんだろうと調べたら、一人は映画『太陽を盗んだ男』の制作スタッフの1人らしい↓。
『太陽を盗んだ男』の制作スタッフの中にYoji Moriが入っていた
もう一人は愛知県の精密機械部品などを作る会社でシニアマネジャーをしているらしい。
いそうでいない名前のつもりだったけれど、何人かはいるのね「もり ようじ」さんが。
相変わらずパッとしないズボラ苑
ズボラ苑はジャガイモ以外、全然ダメで、早くも雑草のほうが優勢になっている。
ようやく出てきた大豆の芽は、どうやら雉が食べてしまったようで、きれいに消えていた。発芽したばかりはまだマメの部分が柔らかく残っていて美味しいんだろう。雉に餌をあげているつもりはサラサラないのだがなあ。
直まきした大豆がみんな雉に食べられてしまったので、追加で蒔いた後、ポット苗にもしているのだが、ポットの脇から雑草が力強く(!)生えてきている。
こちらのポット苗は、なんか細かいのがいろいろ出てきているが、絶対に蒔いた種からじゃないな、これは
シュレのオタマ
最初にシュレスキューした卵塊、毎日霧吹きで湿らせていたのだが、どんどん干からびてきて、まだ早いのだが成熟していないオタマが出てきた。南斗池に入れたのだが、どうもヒメゲンゴロウの餌食になっているような……。
もっと大きくなってから池に移さないと食われてしまうのか。難しいなあ。
トラちん
26日のトラちん。涼風号MarkIIにも匂いづけしている
29日のトラちん。家づくりの「練習」で4畳半の小屋を建てるために東京から通ってきているだーしま夫妻の仕事ぶりを見ている。
ようやく春になって、雉やら鶯やらの声を聴きながら、家の中ではのぼみ~と、家の外ではカエルやトラちんと戯れながら、70年目の人生をなんとか歩んでいる爺であります。
みなさまもどうぞお元気で!