2022/10/11
脚のないジョロウグモ

物置でまたジョロウグモの♂と♀が一緒にいるところを見つけた。この季節は♂が♀と交わろうとして接近するので、一つの巣でこういう図になることが多いらしい。
しかし、撮った動画をよく見ると、♂のほうは脚が6本しかないように見える。♀に脚を食われてしまったのだろうか? ♀は御食事中? それを見守る脚を失った♂……なんか哀れ。
脚を失ったジョロウグモというのは相当数いるらしい。
なぜ脚を失うのか?
- 生まれたときから脚が足りない個体がいる
- ♀に接近したときに♀に食われて脚を失う
- ♀を巡って他の♂と喧嘩している際にちぎれる
- ストレスが溜まって?自分で食ってしまった
- 巣に引っかかった獲物に反撃されて食いちぎられる
……可能性はいろいろありそうだ。そういう研究ってあるんだろうか。

確認のため、3日に撮った別の場所での写真も見て見たが、これは♂の脚が7本のように見える
2022/10/12

↑大きいほうの柿の木は、今年はいっぱい実を付けている
家の前の柿の木2本。大きいほうと小さいほうが去年と実のつきかたが逆で、大きいほうは今年はいっぱい生っていて、小さいほうは少ない。
しかも小さい柿の木は蔓性植物が絡みついていて木が見えないほどだったので、2日かけて取り去った。
まず柿の木に近づくために、そこまでの通路分の草刈りをしなければならなかった。

↑草刈りして作った通り道。分かるかなあ……

↑柿の木のところからラパンを見る。だいぶ草を刈ったので見えるようになった
今日もその続きをやったのだが、買ったばかりのマキタの電動草刈り機が突然動かなくなり(始動するとすぐ止まる)、宇都宮の営業所まで修理に出しにいく羽目に。
「通販で購入された場合は持ちこみ修理になります」だって。まだ3か月も経ってないのに。
9年前の洗浄便座の蓋がゆるくなったと言ったら、翌日すぐに駆けつけて無料交換してくれたパナソニックとは大違い。
マキタは壊れないんじゃなかったのか……と、ちょっと残念。
これならアースマン(高儀)にしておけばよかったかな。
宇都宮の営業所までは片道20km以上ある。
少しでも近道をしようとしたら曲がるところを間違えて遠回りしてしまった。
営業所の受付の若い女性は、電話をしたときもなんだかシャッキリしなくて、上司らしい男性に代わっていたのだが、とにかく元気がないというか、少し心配になってしまうほど。こういうご時世だから、体調悪いのかなとか、いろいろ余計なことを想像するし、気も使う。
でもまあ、マキタに関しては、全然腹を立てたりはしていない。仕事をしている人たちにはみんな感謝している。
宇都宮の営業所までの往復も、気分転換のレジャーだと思えばいい。
都会の道を走るのはいつ以来だろう。車線変更に気を使うとか、信号でいちいち停まるといったことさえ、普段はまったく経験しなくなっているので、うっかり事故が怖い。
帰りに宇都宮のカワチで買い物をした。レジのおばさんがとてもていねいで恐縮してしまった。
それにしても、歳取ると、身体を動かす一挙手一投足にいちいち気合い入れるようになるのよね。今から階段登るぞ~とか、靴下履くぞ~とか。
草刈り程度の軽作業をするにも、怪我をしないように、腰や背中を痛めないようになどなど、以前よりもずっと気を使うし、作業に取りかかるまでもウダウダと決断できなかったりする。
家の階段を上り下りするのも、風呂に入るのも、トイレに行くのも……すべての動作にいちいち「○○するぞ~」という気合いがいる。
階段にはそのうち手すりを付けなくてはいけなくなるのかなあ。
車のタイヤ交換もしなくなった。プジョーは1年中夏タイヤ、ラパンは1年中スタッドレスタイヤ。ほとんど乗らないのでそれで済んでしまう。
気持ちがどんどん老化している。いかんね。
(2022/10/17 追記)
草ながらあっぱれ
マキタの電動草刈り機が直ったというのでまた宇都宮まで往復。
刃の受け軸ワッシャーの中に細い蔓が絡まっていたとのこと。どうやって入り込んだのか……。外からは見えないし、隙間もないし、不思議だ。

↑レシーブワッシャという薄い円盤状の部品の内部にこれが入り込んでいたらしい

よく見ると、蔓というよりは蔓や茎の「繊維」だな。
草刈り機に砕かれた草の繊維が戦意喪失せずに抵抗し続けて敵に絡みついて息の根を止めたとは、これぞ雑草魂か。
草ながらあっぱれ。
その抵抗を感知して止まったマキタも優秀ってことか。
いろいろ学ばされるねえ。