2022/08/09
生まれ変わり?

獏原人村の住人だった大塚一家が現在の居住地・岡山から2年ぶりに獏を訪れたというフェイスブックの写真を見て、懐かしくなって昔の写真を発掘してみた。
↑これは2007年6月12日の日付がExif情報に残っている。
日記をたどって見たら、⇒ここにあった。
15年前かぁ~。楽人くんももうすぐ成人ではないか……ふうぅ……。
で、この日の写真ファイルをチェックしていたら、のぼるくんそっくりのネコを撮った写真が何枚もあった。
のぼるくんをみ~と一緒に拾ったのは2011年の6月だったから、その4年前。このときはあまり気に止めなかったのは当然だ。なにせ、のぼるくんはまだいないのだから。
のぼみ~を拾ったときも、今にも死にそうな子猫だったし、色ももっと白かったから、その4年前に獏で見たネコのことを思い出すはずもない。
そのまま記憶に埋もれていたのだろうが、今こうして見ると、あまりにも「同じ」なので驚いている。
以下はすべて2007年6月、獏原人村で撮った写真。
確かマサイさん夫婦は「飼っているわけじゃない」と言っていたような……。
何匹かやってくるネコのうちの一匹ということだったような……。(記憶おぼろげ)








この日記の常連読者さんでのぼるくんを知っている人ならみんな、「え? のぼちゃんじゃないの?」と驚くだろう。
のぼるくんは↓これ








……ね?
どこが違うの? というくらい同じでしょ。
まぁ、よ~く見ればちょっと違うんだけど、ポーズや表情の作り方まで同じ。
2007年6月に見たあのネコは、4年後の原発爆発のときは生きていたのだろうか。
もしかすると、あのネコが死んで、生まれ変わったのがのぼるくんなのだろうか?
歳を取ると、どうしてもこういう発想になってしまうのよね。

これを書いているたった今、足元にいるのぼるくん↑↓

ペンタックスK100D
で、この2007年の獏原人村での写真のExifを見ると、撮ったカメラはペンタックスのK100DとコニカミノルタA200だった。
K100Dは610万画素のAPS-CサイズCCD。
A200は2/3型で800万画素のCCD。
どちらも1000万画素ないCCDで、今見てもすごく明るく、明暗差があってもしっかり階調が表現できている。
まさに『デジカメに1000万画素はいらない』(講談社現代新書)のタイトル通りの名機だった。
操作性(連写速度とか)や記録媒体(あの頃はまだコンパクトフラッシュとかだった)の点で、今からあの時代に戻るのは辛いが、撮れる写真の美しさという点ではむしろあの頃のほうがよかったのではないか、とさえ思う。