渡良瀬遊水池というところは初めて訪れた。
クルマで中には入れるのだが、だだっ広くて、なんだかよく分からない。上空から見ないと把握できないな。
飯を食い損ねたままだったので、ここで何か食えるかと思ったのだが、中には何もなさそうなので、一旦外に出て、道路を挟んだ場所にある「道の駅かぞわたらせ」というのを目指した。
ここでようやく本日一食目にありつく。

あたしはざる蕎麦とラー油のかかった唐揚げ3個。助手さんは冷やしぶっかけ蕎麦。
まったく期待していなかったのだが、本格的な蕎麦だったのでビックリ。


建物の屋上に上って遊水池を眺める。ここは「恋人たちの聖地」なんだそうで……

でも、誰もいなかった。

昨日までが嘘のように、すっかり夏の空。暑い。
三県境

すぐそばに群馬、埼玉、栃木の3県が接する「三県境」があるというので行ってみた。
群馬県邑楽郡板倉町海老瀬、栃木県栃木市藤岡町下宮、埼玉県加須市小野袋が接しているポイント。
三県境は全国に40か所以上あるらしいが、多くは山間部や川の中なので、こんな風に把握できるポイントは珍しいとのこと。
Wikiによれば、
- 当初、三県境は渡良瀬川の上だったが、
- 足尾鉱毒事件により渡良瀬川の流路が変更され、
- 三県境のある場所は沼地になり、
- 1970年代に約2メートル埋め立てられて水田になり、
- 三県境の正確な位置は分からなくなってしまった。
- 2016年1月から、三県境に接する2市1町が県や国土地理院から助言を受けながら協議・測量を行い、
- Y字路を構成するU字溝を壊して泥を取り除いたところ、1980年の圃場整備終了時に群馬県が設置した県境確認用の杭が発見されたので、
- 2016年2月9日に栃木市が発案し、2市1町が合同で、地権者立会いの下、三県境を確認・確定し、新しいコンクリート製の杭を打った。
- この調査にかかった約130万円の費用は三県境に接する2市1町が分担した。
……のだそうだ。
今のような感じに整備されたのはごく最近のことなのだね。
↑かつての三県境。2011年11月。Wikiより

今はこんな感じの場所。田圃の中というか……。

かなりこみ入っている。さっきまでいた道の駅は栃木県かと思ったら、県境がグニャグニャ曲がっていて、なんと埼玉県だった。

緊急事態宣言下、県境をまたいでの移動は控えろと言われているけどねえ……。


このオタマたちはどこ県民なんだろう?

↑動画もどうぞ。
さて、お腹も落ち着いたし、三県境もまたいだので、次へ行きましょうかね。