全然知らなかった。家に戻って改めて調べてみたら
⇒こういうものらしい。
冬なのに桜が見たいという、病気で寝たきりの父親のために祈り続けると、咲いた……という伝説。冬に咲いたくらいだから、早咲きなのかな。
しだれ桜は普通は遅咲きのものが多いと思うのだが……周りに何もなくて、日当たりがいいからかな。
それにしても、校庭のど真ん中にこれがあるとは……。この小学校の生徒たちは、卒業してからも、一生この桜の記憶は残るのだろうと思うと、羨ましい。
義父(かみさんの父親)は、小学校の教師だった。教頭~校長~退職後は、最後、逗子市の教育長も務めた。
赤血球がどんどん減っていくという難病に冒されて亡くなったのだけれど、葬儀の席で、どうしても人前で話すのは苦手だという義母に無理矢理頼まれて、親族代表で挨拶させられた。
そのとき、自分の小学校で校庭の真ん中にクスノキがあったのを思い出して、「そこに存在しているのがあたりまえで、その木を中心に子供たちが鬼ごっこをしたりかけっこをしたりしていた。義父はきっとそんな存在だったのだと思います」というような挨拶をした。
ふと、そのことを思い出した。