「幸せビンボー術」が25回目まできた。
なんでこんなことをしているのだろう、と毎日思いながらも続けてしまっている。これはもう、ビョーキなんだろう。
24回目からは「
ビンボーでも楽しめる、ウィズコロナ時代の趣味」というシリーズ(第5章?)に突入していて、オーディオ趣味のことを書いている。
で、紹介しているデジタルアンプなどが、今、Amazonでどんな感じで売られているのかをチェックしたり、データの正確性を確認したりしているうちに、TOPPINGというブランドのデジタルアンプが気になって、ついついポチしてしまった。
伝説のTA2020ではなくTA2024Cという後継チップを使っているという。これは今、目の前に置いてあるMUSE M15 ex2 というミニデジタルアンプと同じ。MUSEで十分満足はしているのだが、レビュー記事などで
「TP10は品質の良いオーディオ用パーツを使用している」などと書いてあるのを見ると、ついつい……。
TP10 MARK3は2009年に発売。MARK2の回路を簡略化し、パーツを減らしたバージョンで、不評だったのか短命で終わります。
そして2010年に現行モデルとなるMARK4が発売されます。MARK4ではアンプ部をMARK2とほぼ同じ回路に戻し、スピーカー保護用のリレーを追加しています。
(B級オーディオFAN TOPPING TP10 MARK2 より)
とのことなので、Mark4であることを確認の上でポチした。
MUSEとの比較では、こっちのほうがエネルギー感があって音が太いなぁという印象。その分、細かな音が隠れてしまう気もしたのだが、聴いていくうちに、そうではなく、太い音の中にもちゃんと弦がこすれるノイズとか、しっかり表現されていることが分かってきて満足。

MUSEより高さがあったので、自作のスピーカー台になかなか入らず、無理に入れたらギチギチになってしまった。これはよくないので、そのうち木ねじを外して隙間調整してみようかと思う。
MUSEはリビングのテレビ用に引っ越し。テレビにつけていたLepaiが余ることになったので、改めて中を見てみたら、購入時にはなかったICチップ(TA2020-020)とヒートシンクをつないでいる金具から錆が出ていた。

テレビにつけていたLepaiがまた引退することに……。

改めて中を見てみたら……

ヒートシンクとTA2020の間に錆が出ていた。

Lepaiもそんなに粗悪なパーツを使っているわけではなさそうだけどね。

コンデンサなんかは安いんだろうなあ。……MADE IN BUKANG とあるので、コロナで有名になったあの武漢かと思ったら、中国ではなく、韓国みたいだ。「武漢」は英語表記だとWuhanだからね。
2021/02/10
スピーカーも……
「幸せビンボー術 ビンボーでも楽しめる、ウィズコロナ時代の趣味」のオーディオ編を書いていて、Bluetoothスピーカーの再生音を動画で見せる作業をしていたら、ご自慢のTivoliオーディオの右スピーカーがビビリ音を出した。ベースソロがサンプルだったので、動画の音声が割れているのかと思ったが、どうもスピーカーで割れているみたい。
そこで、ユニットを交換しないとダメかしらと思い立ち、Tivoliのユニット、まだヤフオクで売っているかなぁ……と見てみた。
Tivoliのはさすがにもうなかったけれど、同じ業者から似たようなユニットが売られていて、またまたうっかりポチしてしまった。
人生もう長くないもんね。巣ごもりしろと言われているこんなご時世でもあるし、数千円の道楽を躊躇うのはよそう……と。
3インチ(75mm) 6Ω/最大60W のスピーカーユニットです。
構造的に珍しいレアなスピーカーです。
ゴム製逆ロールエッジタイプですが、コーンとのエッジの間にクリアランスがある構造になっている珍しいアイテムです。
ただ、珍しいだけでなく、音質も高域から低域まで非常にバランス良く、フルレンジユニットの中ではかなり音の良いユニットです。
弊社超お勧めの逸品です!!
ハウジングのフロント面にはウレタン製のガスケット装着済みですのでバッフルに裏付けできる様になっています。
ネジ穴部分が特殊な形状になっていますが、長めのビスか段差分の木材を噛ませて取り付けしていただくなどの工夫で取り付け可能です。
重量感もかなりございますし、この質感のユニットはこの価格では絶対手に入らないと思います。
この高コストパフォーマンスを手に入れて実感してみてください。
今回もスポット品につき、無くなり次第終了となります。
↑ うまいよなあ、売り口上が。Tivoliのユニットを買ったときも感心したっけ。こういう説明だった↓
高価なスピーカーユニットを低価格で手に入れて遊んでみませんか? 通常はユニット単体で市場に出回る事のない希少で高価なユニットです。 入荷数も少量のため、この機会をお見逃しなく!
……蟇の油売りかよ、っていうくらいうまい。ついついのせられてしまうのよね。
2日後の本日、到着。
Tivoliのユニットが届いたときも「ちっちぇぇ~」って思ったけど、さらに小さい。

「重量感もかなりございます」っていうけど、そうかな? まあ、このサイズとしては……ってことかな。

Tivoliより直径が1.5mm小さい。
最初は交換して聴き比べてみるつもりだったけど、面倒なので、Tivoliはこのままにして、新たに箱も発注してしまった。ダイソーで売っている板部材を使った組み立てキットみたいなやつで、バッフル穴口径は指定してあけてもらうというセミオーダー方式。
今頃穴開けしているのかな。届くのが楽しみ。
これぞまさに「幸せビンボー術」……なのかなあ……。

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