鬼怒川沿い、切り立った山の上にある。
ああ、こんなところだったっけ……。
ちっちゃい狛犬。強烈な逆光。摩耗も進んでいて、全体に黒ずんでいるので写真は難しい。
阿像の口はほとんど開いていない。
吽像は歯を剥き出しているのかな。阿吽の区別が曖昧な狛犬。
摩耗が進んでいて、尾などはほとんどないに等しい。
明治30(1897)年6月10日 植木清七郎 と、辛うじて読める。
地元に「有限会社植木組」という建設業者があるようなので、植木一族はこのへんの名士なのかもしれない。
で、ここは鬼怒川を上から見下ろせる眺望が印象的。
右に見えている岩は、佐貫観音の上にそびえていて、磨崖仏が彫られているというのだが、分かりづらい。
謎の石。墓石? 結界を表す石?