2019/12/15
鴎外の家

上野のホテルで一泊の朝。よく晴れている。10時チェックアウトなのでちょっと前に部屋を出る。
ここは森鴎外が住んでいた家が敷地内に残されているのがウリということなので、ちょこっと見てから……。
中は10時からなのかな? 外から見ただけ。
鴎外というと、高校の時の国語の教科書に出てきた『舞姫』と、それを教えていた臼井先生のことを思い出すが、大人になってからは、この人のおかげで多くの陸軍兵士が脚気になって死んだのだよなあ……という歴史の一コマがどうしても先に頭に浮かぶ。

門と玄関



鴎外亭の庭


大きなクスノキ
さて、今日はせっかく上野に泊まったので、上野公園を縦断して国立東京博物館を堪能してから帰るよ~。
東博にたどり着く前に、ここまで来て花園稲荷神社の狛犬に挨拶しないわけにもいかんな……。
上野東照宮

動物園通りを南東に下って、鳥居のところからまずは上野東照宮へ


鳥居が並んでいる
↑宝暦13(1763)年 ↓文化元(1804)年


目の前に旧寛永寺五重塔。国指定重要文化財で寛永8(1631)年初建。高さ36m。現在は東京都に寄託……だとか。


左に曲がって上野東照宮。その名の通り、家康を祀る全国にある「東照社」の1つ。寛永4(1627)年創建、社殿は家光が慶安4(1651)年に建て替えて、国の重文。



ビルを背に立つ狛犬は大正期のもの。日光東照宮陽明門にある木彫りの狛犬と同様の大宝神社の胸張り角なしタイプ。


↑この解説文は微妙に違うような気もする……


銅の燈籠が48基、石灯籠は参道も含めて200基以上ある。このレリーフは日光東照宮でもまったく同じものを見たなあ。


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