
2017/07/29
石那田の彫刻屋台(4) 坊村
石那田は仲内、桑原(かばら)、六本木、原坪、岡坪、仲根、坊村の7地区からなり、屋台を持たない仲内は祭では「1番」で天狗(猿田彦)役として6台の屋台を先導する役割を担う。
坊村はしんがりの7番。
屋台は嘉永元(1848)年製作とされ、主な彫刻師は磯辺儀兵衛。
ここもシートにすっぽりくるまれていたが、まだ周囲のシートが白だったからよかった。ブルーシートですっぽりくるまれてしまうと、中に潜り込んで撮っても写真が全部青くなってしまうので。

ここは無理かなあ~と思って見ていたら、助手さん、さっさと中に潜り込んで撮り始めていた

おお、かなり豪華絢爛な……


車隠しの玄武。これは味がある








高覧下の波間にいるこれはなんだろう。オオサンショウウオみたいな……?

このへんは亀、懸魚など、水物づくし。脚がなかなかいい↓






障子回りに籠彫りの玉をかかえる親子獅子



障子回りの花鳥










今回、この屋台がいちばんしっかり撮れなかったかもしれない。残念。
特に鬼板の火炎龍が撮れなかった。すでに提灯が下げられていたので、雨が降っていなくても鬼板周りはちゃんと撮れなかっただろう。徳次郎、石那田の屋台を提灯なしで撮るチャンスはないものだろうか。

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