阿武隈日記 07/06/12の3
モリアオガエル同棲計画いよいよ佳境へ
拾ってきた直後の卵塊。小さなオマケがついている
さて、昨日、大雨で、孵化の前に池に落ちてしまったモリアオガエルの卵塊2つと土の上に落ちてしまいそうな笹藪に引っかかっていた卵塊1つを拾ってきたのだが、笹藪に引っかかっていた1つはびしょびしょになっていないので、なんとか池の上にセットできないかと考える。
まだ粘り気があり、今からでも木の枝にくっつきそう。でも、またすぐぼとっと落ちてしまっては困る。網に入れて吊ると、孵化したオタマがくぐり抜けられない。……さんざん考えた末に、こんな感じにしてみようかと。
拾ってきた木の枝に絡ませて一晩置いた状態
ビニール紐でぐるぐるまいて、補強
さらに割り箸で二股三股にして絡めておく
これで完璧か?
遠目には完璧にモリアオガエルが産み付けた卵に見える……でしょ。
よく見ると、ボンデージルックがちょっと気になるのだが……それはまあ、見なかったことにして。
びしょびしょの卵のほうは、環境をいくつか分けて、生存確率を上げる作戦に出た。半分は洗面器に入れて家の中で見守り、もう半分は池の縁にシュレーゲルアオガエルの卵のように置いてみた。
水を含んだモリアオガエルの卵塊は、田圃の縁に産み付けられたシュレーゲルアオガエルの卵塊と見分けがつかないほどなのだ。
これなら、卵からオタマが出てきても池に入れるだろう
左に小さく見えているのが、一昨日置いたシュレーゲルアマガエルの卵塊、右がモリアオガエルの卵塊。
これはどちらもモリアオガエルの卵塊。うまくオタマが出てくるだろうか。土に置いた分、ヘビにやられる可能性は高くなるけれど……。なるべく自然の状態で頑張ってほしいのよね。家の中で産まれるのはやっぱり邪道でしょ。頑張れ、戸外組。敗者復活戦だ。
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