10/08/04 

刺された

今回は写真が2点しかない。
まあ、ブログならそれでも多いくらいかもしれないけれど、阿武隈日記では珍しい。

墓守猫・しんちゃん。井戸ポンプの覆いの上でも暑すぎるようで、ゴロの墓に移動。墓石の上に腹ばいになっていたり、こんな風に横の土の上に寝そべっていたり。
下でゴロもびっくりしていることだろう。

ジョンのお散歩で田圃の畦を歩き始めたら、小さなクワガタが。小さくてもオオクワガタってか?

その後、昨日、トウキョウダルマガエルがいっぱいいた田圃に行く。今日もわさわさといたが、かがみ込んで見ているとき、顔を何かに刺された。
なんかひやっとした感触があり、そのうちじわじわと違和感が。手でこすっているうちに、どんどん腫れていく感触があり、これは何かに刺されたなとようやく分かった。
相手は見えなかった。
家に戻って鏡で見ると、口の左側に小さな血痕が。血がたらっと垂れていて、すでにあごにかけて相当腫れている。
アブだとしたら音もしなかったし、腫れすぎ。ブヨにしては傷口が大きい。
痛み、痒みはあまりないのだが、歯医者で麻酔を打たれたような感じで、痺れている。
どんどん唇も腫れてきて、ああ、一体なんなんだ、これは。
お隣のF子さんは「マムシを刺した毒虫に刺されたんだろう」なんて言っているが、それはないだろう。迷信というか、勝手な思いこみ。
しかし、かなりしつこい。

翌朝になっても腫れは引かず、ひどい顔になっている。傷口から透明な液体が絶えずたら〜っと垂れている。だんだん傷口が剥けてきて、皮膚が腐ったように剥がれていく。やだね。
指された場所が顔だからやっかい。
まあ、自然治癒を我慢強く待つしかないか。

ところで、ここ数日、ネットで「池 ベントナイト」で検索して、今年、完全に不調だった3つの池の改修計画を練っていた。
で、どうもこれは、泥を掻き出すのではなく、逆に、30センチくらい、泥を入れなければいけないのではないかと思い当たった。
複数のページで、完全遮水した上に土を30cmほど入れてビオトープを作ると解説してある。
遮水は必要だが、その上に30cm以上の土の層を作ることで、好気性バクテリアの活動を確保する、という発想らしい。
なるほど、と、今さらながら思った。
土壌浄化層と同じことで、好気性バクテリアの活動は地表からせいぜい30cmくらいまで。その下で遮水しても、水が呼吸できないわけではない、ということか。
来年の産卵前に、3つの池を大々的に改修しようと決めた。
マツモ池は前の住人がコンクリートで造っているので、これ以上掘り下げるのは無理だが、雨池と土手池は一旦水を抜いて、さらに20〜30cm掘り下げて、土を入れる。マツモ池も、側面の遮水をベントナイトシートで行って、土を全面的に盛りつけよう。そうすればシュレの産卵もバッチリ……のはず。
心はすでに来期に向けての池計画で燃えていたりして。
池は進化する。楽しいねえ。


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