10/03/29
カエル神社1号地候補はもえの里

カエル神社プロジェクトの内容を煮詰めたいので来てくれと言われ、D戸さんちへ。
「阿武隈カエル図鑑」をA3カラー1枚の印刷物として1000枚作ることや、宣言文の詰め、候補地選定のことなどを話し合う。
写真は、窓の外で寝そべるD戸さんちの犬。
その後、候補地として「もえの里」の一角はどうかということになり、現地に移動。
もえの里というのは、きのこ里山の会が村の中に借りている水田のこと。山に挟まれた場所にある水田の何枚かを飛び飛びに借りて稲作をしている。
助手さんは田植えに行って知っているが、僕は行ったことがなかった。

水田入り口の細長い休耕田は去年までビオトープにしてカエルをはじめとした水棲生物の観察をしていたらしいのだが、この場所は借りているわけではなく、今年は地主さんが気が変わって?すでにトラクターを入れ、土をかき混ぜ始めていた。
そこから入ったところにある耕作放棄農地の一角は、湿地帯になっていて、ここは少し手を入れればカエル神社候補地に最適だろうということで意見が一致。地主さんは、好きに使っていいよとおっしゃっているそうなので、もう一度確認を入れ、正式に許可をもらえればOKだろう。
水たまり部分を少し広げて、観察用に木道をつけたらいいと思う。蒲が出ている部分(上の写真右上あたり)はそのまま湿地として残したほうが面白そう。

これはただの水たまりだが、水が涸れないように工夫すればなんとかなりそう

少し山側に入ると、こんな沢が流れていて、ここから水を引いている

たまたま突きだしている木の枝の先に氷の塊が突いていて面白い光景に

どういう条件だとこうなるんだろう

去年までビオトープにしていたというところまで戻ってよく見ると……

ああ、やはりアカガエルが大量の卵をすでに産んでいる

すでにオタマになって泳いでいるのもいる。沢の水が凍る気温なのに

ビオトープだった場所は残念だが、他人様の土地だからどうこう言えない。
ただ、みんな本気で稲作をするつもりはさらさらなくて、耕して何か植えたことにすると補償金がもらえるからそうしているだけ。れんげを撒いて、そのままとか、麦を植えて収穫しない、なんてのも多い。
いっそ、補償金対象に「ビオトープ」「カエル、その他水棲生物の生息適地化」なんてのも入れてくれるといいんだけどね。
まあ、これでカエル神社第1号地はほぼ決まりで、ほっとした。土地所有者との交渉がいちばん大変だと思っていたから、すでに利用させてもらえている場所なら助かる。
帰り際、D戸さんちにできたパン焼きの窯を写真に収めておいた。
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