09/08/15の2
滝根小白井、檜山高原の風力発電はここまできてしまった(2)

滝根小白井は檜山高原より工事が一歩進んでいる

すでに風車のベース(土台)が建設されている

真っ正面に見えるのは大滝根山。山頂には自衛隊のレーダーサイトがある

ここの巨大風車群は、レーダーサイトになんの影響も与えないのだろうか?

建設途中のベース。この程度のベースで百数十メートルの風車を支えられるのか?

向こうに見えている山頂にも何基も風車が建つ
順調?!に進めば、今年中に稼働することになっている。ここはもう止まらない。なにしろ自治体が諸手を挙げて誘致しているのだから。
すでに送電線埋設もおおかた終わり、変電施設や管理事務所もできあがっている。

完成している変電施設

電力が余っている夜中にせっせと電気を送る馬鹿げた設備

帰り道、いつもより水が濁っている千翁川を見ながら、人間の愚かしさ、浅ましさに気持ちが悪くなってきた。
視察した議員さんも、「国破れて山河ありと申しますが、先の戦争でも失わなかった緑の山河を、今、自らの手で壊しつつある.......。何としてもこの愚策を止めさせたいものです」と、後に感想を述べられていた。

村の中心部に戻ってくると、「きゃっほ~」という奇声とけたたましいエンジン音が

何も人家の上を飛ばなくても、どうせならあの現場を空中撮影して記録してほしいものだ

家に戻り、急いでジョンのお散歩。本当に久しぶりに、というか、7月以降、ほとんど初めて見る青空だ。
疲れたが、その後、夜中の3時までまた原稿に向かった。
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かつて北欧を旅行したときに見た洋上風車の風景に感動し、環境問題に目覚めて、帰国後、市民風車への献金をしようとした著者が、風力発電の恐ろしさ、馬鹿馬鹿しさに気づき、隠された真実を、今、淡々と報告する。「大変な問題なのに、ほとんどの人はまったく知らない」ことの恐ろしさを訴えるために。
全国の「風車ファン」必読の書。もちろん、風力発電懐疑派のかたにとっても最良のガイドブック。
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