08/08/23
ロンパ舎まつり2008(その3)
すっかり夜は更けて、酔っぱらいモードの人も増えてくる。
最初から自由すぎるロンパ舎まつりは、ますます自由度を増していく。
だごさん、えびちゃん&たくきのセッション。
いい感じで進んでいたのだが、途中でまた楽人がドラムを叩き始め、そのへんから、急に僕のギターの音が消えてしまった。
誰かがダイレクトボックスのスイッチを押してしまったらしい。犯人は誰だ?
ギターが断線したのかとか、ダイレクトボックスが電池切れになったのかとか、いろいろ悩んだが、結局、そのときは分からずじまいで、音が出なくなったままセッションは自然消滅。
だごさんは、「もっと長くやりたかった」と悔やんでいた。
うるさいギターとセッションしたことはあったけれど、ナイロン弦ギターでこんな風に絡んできた経験は初めてだったから、かなり面白かったらしい。
まあ、今度、場所を改めて、じっくり大人のセッションを仕切り直ししましょう。
こういうのはほろ酔い程度でやるのがいい。適度な緊張とゆったり感。……が大切だわね。
ジャズバンドは結局来ないので、そこにいる面子だけで、またセッション。
ロック系バンドだと、やれることがある程度決まってしまうので、ちょっと物足りない。
でも、今回はみんな基本技術がしっかりしていたので楽しめた。
だごさんは、ジャンベ、ハーモニカ、はては泥鰌掬いまで披露し、マルチパフォーマーぶりを存分に発揮する。

みんなほんとに達者だった

動きっぱなし。よく体力が続くなあ、この41歳は。

なかなか堂に入ったこのポーズ。ジャンベって、固定するのが難しい

ギターをちょっとお休みして、ステージ中央から、周りのみんなを写した

なんでもやる人なんだ。それもみんな決まっているからえらい

赤いスリッパがチャームポイント

ついにはこんなのも飛び出して……。このお面、本格的だな
ジャズバンドのドラマーだけ先に到着したので、ドラムを代わってもらってまたセッション。
なかなかシュアなドラミングで、こちらも適度に緊張。

こうしてみると、何屋さんかと思うね

気持ちよいドラムだった

えびちゃん、ついに朦朧モード? 覚えているのかな、このへんのこと
このへんであたしは体力の限界を感じ、また、翌日、客人が訪れる予定だったので、引き上げることに。
お目当てのジャズセッションはついにできなかった。残念無念。
でも、ドラマーとは知り合えたので、またどこかで、今度はちゃんと大人の音楽を適度な緊張感を持って楽しめればいいなあと思う。
出逢いがたくさんあったので、収穫の大きな一日だった。
それにしても、阿武隈にはいろんな人がいる。
だごさんは、うちからは30kmか40kmくらい離れた山の中に暮らしているらしい。
某所に公開されているプロフィールによると、
寒い寒い掘建て工法の仮小屋暮らし。水は手押しポンプの深井戸。電気は電線引き込み無しで、ソーラーパネル130w一枚のみ。電話線無し。携帯無し。調理と暖房は鉄板薪ストーブのみ。隙間風だらけの家は暖まらない。今年は暖冬で助かった・・・。これから母屋の建設にかかる予定。先ずは丸太を自分でチェンソー使って製材から。段々畑作りして野菜、穀物、果樹育てもこれから。
そんな生活。
音楽好きです。特に演奏。民族楽器を使ってます。ジャンベやカリンバ等。踊れる音楽が良いと思う。
楽しく暮らす為のマイルールは ふたつ。
「やりたい事をやる、やりたくない事はやらない」
「出来ることをやる、出来ないことはしない」
……だとか。
次に会えるときは、どんな形でかな。
えびちゃんは来年から北海道に移住するんだとか。もっとゆっくり、落ち着いたところでも、話してみたかったね。美術の話なんかもね。
まだまだ、ひとり、歳取っていられないかなあ。未発見のこと、楽しめることがいろいろありそうで。
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