2024/06/09
SWAM Cello3を試す

長いこと音楽から遠ざかってしまった。
ズボラ苑で遊ぶだけで死んでいくのはあまりにも情けないなと思いつつ、なかなか音に向かう気力が出ない。
歌詞がサクサク書ければ、曲もおのずとできていくのだろうが、今の世の中に向けてメロディにのせるべき言葉がない。若ければ不満や怒りをぶつけたり、絶望を歌ったり、恋心を恥ずかしげもなく吐露したりするのだろうけれど、古希を迎えた爺さんだからねえ。分別じゃないけど……。寂しいね。
だいぶ前に、SWAMの弦楽器シリーズがversion 3にアップグレードされたので、早くダウンロードして更新しないと有料になっちゃうよ、みたいな案内メールが届いていたのだが、そのままになっていた。
こないだ客人が来たとき、久々にMac miniを立ち上げてLogicProを動かしたら、動作が不安定で、これはまずいなと思いつつ、それもそのままになっていた。
メインのフュージョンドライブがおかしくなりつつあるのかもしれない。購入して10年以上経つしなあ。
SSDに取り替えたいのだが、ものすごく大変そうだし、失敗したら目もあてられないので、そのままになっている。
しかし、このところズボラ苑で遊んでばかりいるので、いい加減に脳と指をリハビリしなければという思いはある。
とりあえずやってみるか……と、まずはバージョン3をダウンロード。ギリギリ期限内だったのか、なんとかこれはインストールまでいけた。
そこからがまた全然やる気が出ずに時間が経過。今日、とりあえず使えるのかどうかを確認しようとCello3だけを単独で動かしてみた。
弦楽器はいつも「打ち込み」はしない。EWIでリアルタイムに演奏した音をオーディオデータとして録音している。
LogicProを動かしているオーディオユニットとは別に、もう1台オーディオユニットをつないで、SWAMの音源はそっちを使ってEWIで演奏する。その音をLogicProにつないでいるオーディオユニットに取り込んで、LogicProで録音する、という方式。
MIDIデータを直接LogicProに入れているのではないので、演奏のニュアンスがダイレクトに録音できる。
やはり言葉のない音楽を追求するべきなのか……なんて思ったりもするのだが、そういうふらついた根性が嫌われるのだろうね。
音楽でなくてもいいから、何か新しい刺激というか、集中できるものが出てこないかな。価値観の再構築というか、うまくいえないけれど、ケツを叩けるもの。