2024/01/01
暗雲たちこめた正月
2023年が無事に(少なくとも我が家では)過ぎたことだけでも幸運なことだと思ってしまうほど終末感が強い日々だけれど、2024年はいきなりいや~な感じで明けた。
言うまでもなく、能登半島地震。震度7! 中越地震の川口町と同じ。
しかも、震源情報が「ごく浅い」とかいうのがモヤモヤする。
ネットの地震速報では「震源の深さ:0メートル」と書いているものがあった。深さ0メートルの震源? それって爆破じゃん。まぁ、単なる誤記だろうけれど。
地震発生はニューイヤー駅伝がゴールした後だったが、レース中に起きていたら中継もちょっとしたパニック状態になっていたのではないだろうか。
テレビ局は正月態勢で報道班も手薄。相当ひどいことになっていたのに、なかなか情報が入ってこなかった。
翌日の箱根駅伝はちゃんと放送されるだろうかと思っていたら、何事もなかったかのように通常放送だった。アナウンサーもなぜかその話題にはほとんど触れない。
まあ、それはそれで正しい放送の仕方だったのだろう。
でも、レースは全然つまらない展開で、拍子抜け。
発熱してまともに走れなかった選手が多いというのも、実にモヤモヤした。「体調不良」はもはや流行語というか、日常の挨拶の文句みたいになってしまった。
助手さんが熱烈応援していた中央大学なんか、惨憺たるものだったらしい。
12月24日にひとりの選手が発熱したのをきっかけに体調不良者が続出。27日には一気に5人が発熱するなど、湯浅仁(4年)と吉居駿恭(2年)以外のメンバー14人が体調不良に陥り、「棄権」を本気で考えたという。(月刊陸上競技)
やはり免疫が落ちまくっているのだなあ……と、不安と心配と、アレに対する怒りに包み込まれる。
そんな中で20km以上、誰一人棄権することなく走りきったことに感嘆する。
続いて起きた羽田空港での旅客機と海上保安庁機の衝突、炎上事故もビックリした。映し出された映像が衝撃的だった割には、旅客機側の死傷者はゼロ。
海保機のほうは6人のうち5人死亡、1人(機長)が重傷。
1日経って、原因は海保機が許可が出る前に滑走路に入り込んだことらしいという報道。
これも、そのときの隊員たちの精神状態や疲労を想像すると、気持ちが重くなる。
元日から大地震が起きて、緊急召集され、物資を運ぶ任務に追われていた中でのこと……。
ペットは2匹助け出せず焼死。貨物室でケージに入れられたままか……と想像すると、これまた気持ちが重くなる。
年明け早々、こんな日記で始まるのは嫌だけど、何が起きるか分からないという覚悟を持って生き抜くしかないね。
『馬鹿が作った日本史』は、もう何度目の書き直しか分からない。仮組みして340ページになったものを、なんとか300ページにまとめ直す作業をしているところ。
量が多いので、何度やり直してもミスが発覚する。
ほんじゃまあ、今からまたその作業に戻ります。