2023/06/04

ヤブヤンマのヤゴ

今年もオオカミ池、「ヘ池」にはでかいヤゴが何匹もいる。
オタマを食べてしまうだろうから、見つけると掬ってオタマを入れていない方舟に移すのだが、今年はヤブヤンマのヤゴ以外のヤゴが見当たらない。
どうもかわず庵の環境はヤブヤンマの繁殖に向いているらしい。ヤブヤンマという種を普段はそんなに、というかまったく見ることがないのに、ここでは毎年産卵する姿が見られるし。

陽当たりが悪くて水温が上がらない池では、トウキョウダルマガエルとツチガエルが棲みついているが、トウダルは卵を産んでいる気配がない。ツチガエルの卵は小さいので、気づかないところで産んでいるのかもしれない。
シュレはさかんに鳴いているけれど姿は見せないし、今年は卵も確認できなかった。
シュレスキューした卵から孵ったオタマは、池に放すと水温が低すぎるからか育たない。小さなバットの中や流しの中では育つ。
結局のところ、無理矢理人間が介入せず、自然に任せておけば、この環境が好きな生き物だけが勝手に集まってきて子孫を残していく。それでいいんだな、と納得し始めている。

↑丸池にもツチガエルが2匹いた。かわず庵にも複数匹いるみたいだから、やっぱり1年中水が溜まっている場所を求めているんだな

2023/06/05

野菜は難しいし面倒くさい

食糧難に備えて家庭菜園的なものを試みてみようか、なんて思うのだが、草を刈り、桑で土を起こす段階で挫折してしまう。
家の前の畑を見ていると、普段は草ボウボウなのだが、ある日、大型のトラクターが入ってガーッと耕し、蕎麦とか大豆の種をバーッと蒔いているらしい。気がつくと全面的に蕎麦や大豆が生えている。
あのくらいすごい機械力を使えばやれるかもしれないけれど、それはそれで大変な金と労力がかかるわけで、やっぱりズボラな自分には到底野菜作りは無理だなあと思う。
直売所で買えるうちはいいんだけど、それも厳しくなるくらいの食糧難になったら……まあ、それまで生きてないか。

ここにキュウリだかトマトだかの種を植えたのだが、どの葉っぱがそれなのか分からない。もしくは全部違うのかも？

ヤマボウシ

まだ咲いてる。とにかく今年はすごい勢い

今が昼寝に一番いい季節らしい

2023/06/06

居間から見えている月

2023/06/07

丸池のツチガエル

丸池には大小２匹のツチガエルがいる。これは小さいほう

シュレのオタマ

こちらは池に入れる前に大きくしているシュレのオタマ。やっぱり水温なんだなあと痛感。池の水温では育たない。指を突っ込んで「水だなあ」と感じるようでは冷たすぎる。陽があたって、ほとんどぬるま湯に近いくらいのほうがすくすく育つ。ただ、茹だるくらいになるともちろんダメなので、難しい。
一番ひ弱なのがシュレのオタマ。モリアオはもう少し体力があるし成長も早い。
ツチガエルやアマガエルは産卵していても気づかず、知らないうちにカエルになっているらしい。
トウダルはどこで育っているのか謎。うちの池では産卵していないので、かなりの距離を移動してここまできていることになる。いちばん近い水田からでも1kmはあるので、どうやってここを探し当てるのか不思議。
カエルには解き明かせない謎がいっぱいある。