2022/05/24

便器の蓋がパタンと閉まるようになった

2013年製造の洗浄便座の蓋がダンパーが効かずにバタンと閉まるようになってしまった。そのくらいのことは我慢すればいいのだが、気になって蓋を外して見たら、取り付け穴が割れていた。

ここが割れてしまったのでユルユルになったんだねえ

蓋だけ交換すれば直りそうな感じだなあ、と思って思いだした。
１階のトイレの便座もパナソニックだったのを交換したのだった。あのときの便座が丸ごと、まだ捨てられずに物置にあったはず。
で、蓋は共通なんじゃないかと思って外してきたのだが……

ざんね～～ん！　まったく規格が違っていて合わない。
で、蓋だけ売ってないのかなと調べたら、結構なお値段。さらに検索してたら、価格コムのコメント欄に、パナのサポートに電話したら無償で修理してくれたという書き込みがあって、試しに電話して「蓋だけ取り寄せられるか」「その場合いくらか」と訊ねたら、なんか大ごとになってしまって、「とにかく修理のものを伺わせて症状を確認したい」という。
それは面倒だし金もかかりそうだからと何度も断ったのだが、出張費用などはとらないようにこちらから伝えます。状態によっては修理費用もなるべくご負担がないようにしますので」という。
で、「じゃあ、そのように」と返事して電話を切ると、しばらくして宇都宮のサービスセンターから電話があった。
状況をもう一度話すと「最短で明日伺えます」という。
「じゃあ、明日でお願いします。何時頃になりますか？　午後がいいんですが」
「午後何時頃なら？」
「1時半以降ならいつでも」
「では、朝、担当の者から伺える時間を電話させますので」
「あ、午前中は寝てるので……」
「では、電話は午後にさせるようにします」

……と、こんなわがままなやりとりがあったのが昨日のこと。

で、お昼になって、「クイズ脳ベルSHOW」を見ながらご飯食べてたら、宇都宮のセンターから電話があって、「1時半キッカリに伺います」とのこと。
で、さっき修理のおじさんが本当に1時半ピッタリにやってきて、無料で新品の蓋に交換してササッと帰っていった。
「この機種のこの部分が弱かったことは分かっているので、ここが割れた場合は無料交換することになってます」とのこと。
さすがパナソニック。9年も経った便座の蓋の穴が割れただけで無料交換とは……。普通なら「経年劣化ですねえ」で有償交換だろうに。
涼風号MarkIIのバッテリーも火を出す事故があったとかでリコールになり、無料交換だった。暖房機のリコールも、何年もテレビで告知だしてたよね。
修理のおじさんが帰るのを見送りながら荷台を覗き込むと電子レンジの箱が積んであったので「これも修理ですか？」と訊いたら、「これから行くお客さんの家のレンジは持ち帰り修理なので、これは修理の間使っていただくための代替品です」だって。
さすがパナソニック（again）
こういうところが日本が世界に誇れるところ。今はもう風前の灯火だけどね。
なぜか、蓋を交換しただけでダンパーは変えてないのに、異常にゆっくり閉じるようになった。
便座のほうはどんどん閉じるのが速くなっている感じなので、これこそ経年劣化でもうすぐパタンとなってしまうんだろうな。そのときはもう諦めて、手でていねいに開け閉めすればいいだけのことだけどね。