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のぼみ~日記 2022

2022/01/20

Chromeにアヒルちゃんを組み込む


遅ればせながら、話題のアヒルちゃん(検索エンジン DuckDuckGo)をブラウザChromeに組み込んでみた。
どういうものか、サイトのAbout Usにはこうある↓
DuckDuckGo is an Internet privacy company that empowers you to seamlessly take control of your personal information online, without any tradeoffs. With our roots as the search engine that doesn’t track you, we’ve expanded what we do to protect you no matter where the Internet takes you.
要するに、プライバシーを守るサーチエンジンというところから出発している。
2008年にインドの倉庫みたいな部屋で誕生したらしい。
SafariとFirefoxではサーチエンジンのオプションにすでに組み込まれていて、サーチエンジンを選ぶプルダウンメニューから簡単に切り替えられる。
ついにはChrome(宿敵?)にも拡張機能で組み込めるようになった。
組み込むと、こうなる↓

Googleで検索するとフィルタリングされて出てきにくいサイトが増えてきた。そういう情報も拾えるので、今のような情報統制下世界では必要な道具なのだろう。
もっともこれが巧妙な「撒き餌」で、今の社会に疑問を持っている「危険分子」のあぶり出しに使われていたりしたら恐ろしいけどねえ。

↑検索機能だけでなく、タイマーやストップウォッチとしても使える

また、これを組み込むと、フェイスブックにUPした動画を埋め込んだりすると↓

↑こんな風に警告を出して、すぐには表示しないようになる(設定でこの機能をOFFにすることも可能)。
これにアクセスすることでフェイスブック側にデータが渡り、プライバシーが危険にさらされるからだという。
まあ、Unblock video というのをクリックすればすぐに表示されるので、うるさくはないけれど。

2022/01/21

お年玉付き年賀状の当たり


今年は95枚中6枚だった。100枚に3枚の確率なので、豊作だな

完全凍結


かわず庵の池も地面も凍結。1日中溶けない



ベアテ・シロタ・ゴードン




「関口宏のもう一度近現代史」でベアテ・シロタ・ゴードンのことに触れていた。
ベアテ・シロタ・ゴードン(Beate Sirota Gordon, 1923年10月25日 - 2012年12月30日)は、アメリカ合衆国の舞台芸術監督、フェミニスト。ウィーン生まれでユダヤ系ウクライナ人(ロシア統治時代)の父母を持ち、少女時代に日本で育った。1946年の日本国憲法制定に関わった人物として知られており、このうち2012年まで存命した唯一の人物であった。
22歳で連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)民政局に所属し、GHQ憲法草案制定会議のメンバーとして日本国憲法の人権条項作成に関与した。
日本では日本国憲法第24条(家族生活における個人の尊厳と両性の平等)草案を執筆した事実が1990年代になって知られ、著名となった。戦後はニューヨークに居を構え、ジャパン・ソサエティー、アジア・ソサエティーのプロデューサー・ディレクターとして世界の民俗芸能を米国に紹介。アジア・ソサエティを退職後、パフォーミング・アーティストを集めて世界中を公演するキャラバン(文化交流事業)の実現を目指した。
2012年12月30日、膵臓がんのためニューヨークの自宅で死去。89歳没。
(Wikiより)

……という人物だが、生い立ちを読むと、もう、とんでもなくドラマチックな人生で、これこそNHKが大河ドラマとかにすればいいんじゃないかな。フィクションでもここまでのドラマは書けない。
戊辰戦争から太平洋戦争敗戦までのこと(わずか77年間)は、学校では表面的なことしか教えない。
試験に出るからここは覚えておけ、くらいの感覚で教えている教師が多いんじゃないかな。
なんであんなことになったのか、しっかり知ることが大切だ。

もしマッカーサーでなかったら……

さらには、終戦直後のこともしっかり知っておかないといけない。
天皇制が存続したことがよかったのかどうかは別として、マッカーサーがいなければなくなっていた可能性が高い。もちろん、日本側の「天皇を守る」という意識とは違って、GHQが天皇の戦争責任を問わないことにしたのは「天皇を利用したほうがいい」という戦略的な理由からだが。

子どもの頃、マッカーサーという人物に対するイメージは冷徹な鬼将軍みたいなものだったが、歴史を知れば知るほど、終戦直後の日本をいろいろな危機から救ったという功績のほうが大きいと知るようになった。
あのとき日本にとって本当に危険で恐ろしい人物は、トルーマン、チャーチル、スターリンらであって、マッカーサーは彼らと日本の間に入った緩衝材の役割を果たしたのだな、ということが、大人になるにつれ分かってきた。
もしもバーンズルメイのような人物がGHQ長官として乗り込んできていたら、日本はどうなったか分からない。

歴史に「たら、れば」はないといわれるが、「たら、れば」を想像することは大切だ。

           


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