パラリンピックに参加しているシリア出身の難民選手の半生を、
BBCが記事にしていた。
2004年、「のどかな」シリアの自宅にあった小さなテレビでアテネ五輪の中継を見ていたという16歳のアル・フセイン少年は、8年後の2012年、シリア内戦で、右脚を吹き飛ばされた。
テントの中で歯科医による応急処置だけを受けて命はとりとめたが、まともな治療はできない。その後、命がけでトルコに脱出したが、そこでも十分な治療は受けられず、密航業者を捜し回り、2014年にギリシャのサモス島にたどり着く。
すぐに地元警察にとらえられ、難民キャンプに収容されたが、「その日は人生で最高の日だった」と語る。
トイレ掃除の仕事をして金を稼ぎながら、2015年から水泳クラブがプールを使ってもいいと言ってくれたので、泳ぎ始めた。
ギリシャでの居留許可も出て、2016年には、ギリシャのパラ水泳全国選手権でメダルを2個獲得できた。
……と、そんな壮絶な半生を歩んできた選手が、東京にやってきてパラリンピックに参加している。
子供のときに小さなテレビでオリンピックを見たことで、スポーツに憧れたというフセイン選手。オリンピックは今でもそうした役割を担っているし、パラリンピックは障害を負ってもスポーツをしたいという情熱を持つ人々に自己実現の場を与えている。
これが、多くの人たちがオリンピックやパラリンピックに抱いているイメージだろう。
ところが、IOCや日本のオリパラ組織委は、そうした理想像を信じられない形でぶち壊し、汚し続けてきた。
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は31日、新型コロナウイルスの感染対策として用意したものの使用しなかった医療用マスクやガウンなど計約500万円分を五輪9会場で廃棄したと発表した。医療関係者への譲渡は手続きに時間がかかり、保管場所がないため捨てたという。
組織委によると、廃棄したのは確認できた分だけで▽50枚入りのマスク約660箱▽ガウン約3400枚▽消毒薬約380本で、購入分の1割前後。
(五輪組織委、未使用マスクなど500万円分廃棄 「保管場所ない」 毎日新聞 2021/08/31)
これまでにも信じられない不誠実・無責任ぶりを繰り返してきたが、最後までありえないレベルのことをしてくれる。
言葉がないわ。
コウイチくん
樹上のアマガエル。しばらく見なかったが、またいた。
なぜそこがいい? 変なやつだな。
しょうがないから名前つけるか。命名「コウイチ」くん。高いところが一番いい、ってか。
物置小屋の中のクモ
関節どうなってる?
「とくじら」復活
フェイスブックで、地名・町名が行政によって味気ないものに替えられてしまうという話題がチラッと出たので、そういえば近場では「とくじら」問題ってのがあったな、と思って「とくじら」をググったら、
この記事が出てきた。
1日から66年ぶり「とくじら」復活 宇都宮市北部の「徳次郎」町 (下野新聞 2021/03/01)
へえ~、復活するんだ。読み方。
確か、ナビでは「とくじろう」で、地名看板や信号機の下の表示では「TOKUJIRA」も混じってて、地元の人は絶対に「とくじろう」とは言わないし、困ったもんだと、他所からきた者としては静観していたけれど、よかったんじゃない。
しかし栃木には「吉沢(きちさわ)」とか「上野(うわの)」とか、簡単そうで読めないという、トリッキーな地名がいっぱいあるんだよなあ。
2021/09/02
雨上がり
ゴミ出しに行った帰りに、家の周囲をちょこっと撮影。雨上がりで、滴がすがすがしい。
サルスベリ
ジョロウグモ
↑↓ちょっと季節外れっぽい?
2021/09/04
アマガエル
ここ数日、毎晩、勝手口のところに小と極小のアマガエルが来ている。兄弟みたいな感じで面白い。極小のやつは、小のほうが動くと、それについていくかのように移動するが、一定距離を保っている。
「兄貴~」「うっせえな、あんまりくっつくな」……って感じかな。