さて、次は渡良瀬川を渡って群馬県側に入り、板倉町の西丘神社を目指す。
のんびりした田舎の田園風景の中にある郷社。
ここには二対いたので、分けてご紹介。

到着。道が狭いので、入口脇のスペースに車を入れる。
舗装された参道を進んでいくと……

最初の狛犬はこんな感じで参道の両脇に直に置かれている。


↑↓ここはちゃんと阿像が向かって右、吽像が左に置かれていた。吽像は植え込みの陰に隠れている。



背中に長くなびく鬣がチャーミング。

阿像の顔。




吽像の顔。

尾……というか、お尻。

台座に年号を捜す。
安政2(1855)年9月、とあった。幕末。

代わりにヌマガエル? ツチガエル? 多分ヌマガエルだろう。栃木市あたりまでは北上してきているが、日光市内ではまだ確認したことはない。本来は西日本にいた種。

お約束の脚。


これも江戸時代には違いないが、年代が分からないなあ。
さて、社殿前にもう一対いるので、次はそちらを……。