しかし、
2004年当時は他にも小さな狐像がたくさんあった。今回それは写真に収まっていないのだが、奥のほうに置かれているのを見落としたのだろうか。それとも3.11後の整備の際に片づけられてしまったのだろうか。
2004

【2004】大きな狐の台座の横にいたこの2頭が、今回は見あたらない。


【2004】これも……今回は見落としていたのかなあ。


【2004】顔が破損したこの狛犬も、今回は見あたらなかったようなのだが……


【2004】元治元(1864)年の銘がある江戸期の狛犬だったのだが……


【2004】このへんはもしかすると社殿の裏側あたりにあったのを今回は見落としていたかもしれない。


2021

この裏手まで確認しなかったのが失敗か。

並んでいた末社には、小さいながら見事な木彫の社が。





帰り際に……。これは市の指定文化財だそうだ。

やはり、いちばん痛かったのは「月に吠えるオオカミ」阿像の破損だ。
稲荷社の狐像のように補修できなかったのだろうか。
吽像だけでも無事だったのは不幸中の幸いととらえるべきか……。
残念な思いを抱きつつ、次へ……。