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のぼみ~日記 2021

2021/06/17

大田原方面へ(4)


今宮神社(さくら市馬場)の狛犬

さて、門を抜けて本来の入口のほうへ向かうと、参道の両脇に狛犬がいる。
いつもながら、表から入らなかった失礼をば陳謝。


こんな感じの狛犬さん。




阿像はこんな顔。



阿像のお尻。



阿像にも吽像にも子獅子がじゃれついている。



阿像の子獅子はさらに玉に齧り付いている。




阿像の子獅子のお尻。



吽像の子獅子は親獅子の胸元に噛みついている?


その子獅子を抑え込む親獅子の前脚。

その親獅子の前脚に絡みつく子獅子の前脚。



吽像の顔。

子獅子の抵抗に耐えている??

吽像のお尻。

尾は両側に分かれている。これは阿像と同じ。



明治44(1911)年奉納。奉納者は氏家の人。

石工は宇都宮の「石治二」。どう読ませるんだろう。



台石には牡丹?が彫られている。


家紋かと思ったら……

「奉納」のデザイン文字だった。
一見普通の狛犬に見えるが、細部までよく見るとなかなか凝っていて素晴らしい。特に子獅子の表現はこだわり抜いている。
宇都宮には名工がいろいろいたのだなあ。
明治末期の安定してきたご時世がうかがわれる、いい狛犬だ。

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