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のぼみ~日記 2021

2021/04/10

捨てなかったアナログレコード



助手さん曰く「聖光学院の制服って、最初に見たときはビックリしたわよ。あまりにもとんでもないからて、絶対、バカな学校だと思った」
前が開いていてネクタイしているのに襟がない? しかも軍隊式学ラン帽子? ……まあ、普通の感覚なら「とんでもない」と思うだろうなあ。

その聖光学院のかつての同級生が、昔のステレオを整備して、オフコースのデビューアルバムを聴いたとフェイスブックに書いていたので、それって俺も持っているよな。アナログレコードって大量に処分したけれど、何枚か捨てずに今でも残っている。どんなのが残っているのだろう……と、中学生のときからあるレコードケースの中を見てみた。
オフコースのデビューアルバムは処分してしまったようで見あたらなかったが、それより前の、1969年ヤマハライトミュージックコンテストフォーク部門決勝大会のライブ録音盤(モノラルLP)、オフコースのデビューシングル、赤い鳥と一緒にやった「8人の音楽会」のパンフなどは残っていた↑。

ジャケットリーフが引きちぎれたオフコースのデビューシングル。地主道夫さんがまだいるときのもの。ヤマハの第1回作曲コンクール(後のポプコン)グランプリ曲『Don't Pass Me By』(作曲:Betty Dean)に山上路夫が日本語詞をつけたもの。



ものすごくいい加減なリーフで、オフコースの写真はLMCで2位になったときのスナップだけ。地主さんだけ辛うじて顔が分かる。



そのLMCのライブ録音盤ジャケットの裏にある小さな写真。1969年だから、今から52年前。まだ大学生だったオフコース。



「8人の音楽会」のパンフに載っているオフコースの写真。





↑これは師匠と仰ぐ樋口康雄さんのデビューアルバム。
ああ、時の流れに身を任せ……か……。
若いときに心をとらえた音楽は一生忘れないけれど、歳と共に人は新しい音楽に感動しなくなる。
死ぬまで「これから俺が作る音楽に今いちばん感動したい」と思い続けてあがくわけだけどね。なかなか……。

Spotifyの現在


「お金を出せばあなたの音楽をSpotifyで目立つようにプロモートしますよ」というメールが来た。今はYouTubeもフェイスブックもそういう商売になっている。なんだかな~。
そういえば、Spotifyってあったなあ。著作権の問題で、国によってシステムが違っていくあたりで忘れてしまったけれど、今はどうなっているんだろう。
……と思ってアクセスしたら、日本では無料アカウントだと、連続再生ができなくなっているらしい。時間帯によって混み合うと切れてしまうのか、それとも違う要因で途切れさせるのか分からないが、途切れるまでの時間はランダムで、何曲も続けて再生できるときもあれば、再生し始めた途端に切れてしまうときもある。

検索したら、オンライン配信手続きをしているアルバムはSpotifyにもしっかり取り上げられているようだ。
Jin SodaKAMUNAもアーティストページがあった。
Jin Soda は日本語表示「創田 仁」で出てくる
KAMUNAは似たような名前のアーティストが先に出てきて、「KAMUNA」で検索してもなかなか出てこないという悲しさ。
KAMUNAはアーティストページの他に「KAMUNA Radio」というプレイリストも存在している。

↑これがよく分からない。
YouTubeの「マイ プレイリスト」みたいに、システムが自動的に似たようなテイストの曲を集めて個別のユーザーに表示しているのだろうか。
それであれば、URLはすぐに消えてしまうはずだが、1週間くらいしても、URLは変わらずに残っている。しかしよく見ると曲順が変わっている。やはり、コンピュータが自動的に作成するプレイリストなのだな。
人がやっているとは思えないので、コンピュータが自動的に作成するのだろうけれど、すごい時代になったものだ。

↑2021/04/12にアクセスしたときのKAMUNA Radio。1つ上の画像は4月9日にアクセスしたときのもの。曲順が変わっている。
 


2021/04/05

日光市長死す


突然、日光市長が亡くなったというニュースが届いた。
かなりショックである。
市長に立候補2回目で、自民党推薦候補を15票差で破って当選したのが3年前。
この2人だけなら迷うことはなかったが、このときはもう一人立候補者がいたので、立ち会い演説会の動画をYouTubeでじっくり見て判断し、大嶋氏に投票した。15票差という結果に驚いたものだ。
あのときは小さな施設に入居していた親父に「選挙に行きたいか?」と訊いて、「面白そうだ」というので、ほとんど歩けない親父をX90に乗せて投票所で期日前投票させてから病院に連れて行ったのだった。
親父が「で、誰に投票すればいいんだ?」と言うから、有力候補3人のプロフィールを簡単に説明して「自民党が推薦している候補には入れない」というので、残りの2人のうち、大嶋氏ではないもう1人の候補を施設長らは推しているよ、と言ったら、その候補に入れていた。
15票差ということは、親父の1票で当落が入れ替わった可能性もあったわけで、危なかった。

市長に就任後は、精力的に仕事をこなしていたようで、やはりこの人でよかったのだと思った。
昨年末、文挾の彫刻屋台収蔵庫のお披露目式に来ていたのを見かけたが、癌治療中だとかで、髪の毛がすっかり抜けて老人のようになっていたので驚いた(上の写真はそのときのもの)。
心配していたのだが、まさか亡くなるとは……。
ネットニュースや新聞に載っている写真は治療前のものばかりだが、それと比べればまったく別人のように見える。

それにしても、なぜ死んではいけない人ばかり死んでしまうのか……。
次の選挙はどうなるのか。市の行政に詳しい人たちからは、大嶋市長以上に仕事に真面目に取り組める人材が見あたらないという声が聞こえてくる。残念だし、不安だ。


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