悩んだ末に、パナソニックのLX100というカメラをポチしてしまった。
まだ届かないのだが、どうやって使い分ければいいのか?
すでに壁からぶら下がっているコンパクト機は6台くらいある。
LX100は、Stylus1とほぼ同じ大きさ。Stylus1でいまひとつだなあ、と思える場面で、明らかにStylus1よりもきれいな写真が撮れるなら……と思ったのだが、どうなんだろうか。
LX100はセンサーが4/3(フォーサーズ)で、大きなセンサーの周辺を見捨てて使うという大胆な発想で作られている。
Stylus1よりはずっと画素ピッチが大きいので、きれいな絵になる……はずなのだが……。
いや、待てよ。センサーが大きいということなら、すでにG9Xを持っているではないか。なぜG9Xを使わなくなっているんだろうか……。
というわけで、LX100が届く前に、ほとんど忘れられているキャノンG9XとStylus1を改めて比較してみることにした。

左(スマホの人は「上」かな)がキャノンG9X、右がオリンパスStylus1で撮った渋井桜。
色味が違うけれど、こういう写真ではどうという差があるわけでもないかな。
ここまではまあいいのだが、なぜG9Xを使わなくなったかを再確認した。マクロ撮影が苦手なのだ。
近いものにピントが合わない。MFで合わせようとしてもリングでそれができない。もともと広角端以外では最短撮影距離が長い。
2年前に確認していたのだが、使わずにいるとすぐに忘れてしまう。
デジタルテレコンに切り替えないと近いものを大きく撮ろうとするときにピントが合わない。うまくピントが合えばきれいに撮れるのだが、とても面倒くさいし、相手が昆虫などであればもたもたしている間にどこかへ行ってしまう。
それならとりあえず光学ズームでもしっかり撮れるXZ-10のほうがいいじゃないか……ということになったのだった。