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のぼみ~日記 2021

2021/02/22

板荷方面へ

一人で散歩することがこんなに難しいことだとは……。

冬は特にそうなのよね。風景の中に面白そうなものがない。
涼風号MarkIIが寒風号になってしまうので、防寒対策してまで走るのが面倒。
でも、このままではどんどん身体がだめになると思って、Googleマップであちこちチェックしながら目的地を無理矢理作る。
板荷や北鹿沼方面に新しいお店などができているらしい。あと、今まで見落としていた小さな神社とか。
Googleマップそのものがユーザーの投稿によってどんどんアップデートしている。
その中で、もしかしてこれってはじめ狛犬が風化した石かしら? と思うような写真を見つけた。
↑これ、はじめ狛犬かなあ……

けっこう遠いけれど、頑張って確認しに行くかな……と、いうわけででかけた。

↑いきなりノスリ発見。今日はStylus1を首からぶら下げているので、サクッと撮れた。HX-90Vだとカメラを出しているうちに飛び去ってしまうからなあ。


スマホでGoogleマップを開き、徒歩のルート案内をONにして走る。住宅街の中の最短コースをたどって、「右方向です」などと音声案内してくれるのでちょっと面白い。
通ったことのない道で、あまり物怖じしないキジに遭遇↓


ようやく到着。これだわね。



↑え? 狛犬じゃないやん。がっかり。誰かのお墓? あるいは庚申塔的なものかな。



気を取り直して、ここから2kmちょっとのところにあるもう1つの神社に向かうことに。そこには猿の像があるようなので。



結構遠かった。ようやく到着。

近づくにつれ、「え? こんなに小さいの?」と思う。

ちっちゃいけれど、確かになにかいる。

猿ですねえ。小さすぎて、逆に衝撃。こんなに小さいのを開けっぴろげにこんな感じで……いいのかな。



↑↓阿吽になっているようにも見えるけれど、風化していてよく分からない。素材もよく分からない。鉄分を含んだ石かとも思ったが、見た感じ、もっと柔らかいような……。粘土的なものかな。



後ろ側には獣よけの柵。鹿とか出るんだろうねえ。

さて、帰りますかね。思えば遠くへきたもんだ……と。


こないだの大黒さんに挨拶してから……


家のそばまで来て、あ、こないだの大黒さんが何でできているのか確かめよう……と思い立ち、チェック。

ひびが入っている。木彫のようだ。

最近のものだろうけれど、なぜここにこんな形で?


近所の人からの情報では、赤い帽子を取ると頭がぱっくり割れているのだとか。それまた怖ろしい……。
誰がいつどういう目的で彫ったのか? 見えている部分だけでも、かなり上手な彫り手だと思うのだが。
遠目に見たときはギョッとしたのだが、近くで見ると、なんだか親近感も湧くような……?

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