昭和43(1968)年11月建立。胸を張ったいわゆる護国系に分類されるのだろうが、戦後20年以上経つと、少しずつ現代的というか、テイストが変わってくる。
スタイリッシュというか精悍さを追求したとでもいうか……。
石工さんの技術は相当ハイレベルだと思う。
好き嫌いはあるだろうけれど、印象に残る表情。このタイプの狛犬の中ではかなりよく彫れている。
鹿沼の「石匠 篠原鉄三郎」とある。今も石屋は続いているのだろうか。
岩崎神社のそばに琴平神社という社額を掲げた神社もひっそりあるのだが、ここは狛犬いないのでいつも素通り。
この神社、社殿の中に実は小さな江戸期の狛犬が……なんてことがあればいいんだけど、覗けないし、無理に覗いていたら通報されそうだし。