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のぼみ~日記 2020

2020/08/14

猛暑のお盆


暑さのせいでみんなボ~ッとなっているのか、過去に戻って配達したことになっているクロネコ↑
8月に入ってからの暑さはものすごい。
7月が雨ばかりだったから、急激な天候の変化に、日本中の人がついていけず、毎日熱中症でバタバタ倒れ、死者も相当数出ている。
コロナで死ぬ人よりはるかに多いわけで、今いちばん怖いのはウイルスではなく暑さなんだよね。

↑フェイスブックがときどき、「○年前の今日」ということで、過去のその日に投稿した内容を出してくるのだが、今日はかなりドキッとした。
3年前の今日、こんな投稿をしていたのか……。親父を日光に連れてきて間もない頃。まだ近所のスーパーに買い物に行くくらい元気だったんだなあ。
お盆なので、2年続けてこの世を去った親父と義母にしばし思いをはせた。

2020/08/15

腹一杯のアカガエル


エアコンの効かないラパンでクロワッサンの移動販売車に……と行ったら、来てなかった。ああ、お盆休みなのね。
JA直売所にもほとんど品物がない。フレッシュマートのじいさんと長話をして戻ってきたら、駐車スペースにアカガエルが。轢いちゃうじゃないか。こんなところにいるのはやめなさい。ヤマアカかニチアカかちょっと見分けがつかない。腹が相当膨らんでいるので、何かを食った直後なんだろう。

2020/08/16

最後のオタマ?

「ヘ池」がすっかり空になった。しばらく覗き込んでいてようやく見つけた最後の一匹。
この子だけ発育が遅れていたのか? あんなにいっぱいいたオタマが、きれいにいなくなった。ほんとにどこへ行ったのだろう。不思議だなあ。

相変わらずなやつら その1


暑さでまいっているかと思いきや、明け方ドタバタと立体運動会(階段を激しく上り下りする)とかしているので、元気は元気。のぼるくんはウンチが緩いので毎日薬を飲ませているけど、元気。毎朝起こしに来るけど、暑いから冬のときのようにしつこくは来ない。


↑同じ写真かと思うでしょ。2013年の今日だそうで、7年前。この7年、まったく同じなんだな、こいつら。

相変わらずなやつら その2


今日は顔を出している。なぜそこに入るのか。そこはおまえさんの家じゃない。しかも左右でシェアしているし……。


遺品整理で疲労困憊


義父の遺品整理。困り果てているのが記念コイン、記念メダル、記念切手シートの類。金貨なら今、金がどんどん値上がりしているので嬉しいのだが、銀のものは処分に困る。買取り屋にメールで見積もり依頼したら「当店の買い取り基準を満たしておりませんので承れません」と断られた。
銀は安いけれど、1kg近くともなればある程度の金額にはなるはず。それが銀塊ならまだしも、こういうのはほんとに困る。

記念コインも、10万円金貨とか以外はほぼすべてが額面通りの価値しかない。500円コインだけでもかなりの枚数出てきたが、これをマニアショップに持ち込んで1枚510円とかで買い取ってもらっても、交通費と手間を考えたら完全にアホらしい。
考えた末、全部バラして郵便局に持ち込んで預金に入金するという方法を思いついた。それなら額面通りのお金に換金できるし、最小限の手間で済むだろう。
問題は記念切手シートだな。バラバラならちびちびとでも使ってしまうのだが、量があるとそうもいかない。買い取り店に持ち込んでも、額面以下になってしまうこともあるようで、ほんとにやっかいだ。


なんかハチ?

部屋の中をブンブン飛び回っていてうるさかったので、捕まえて外に出したのだが、なんだったんだろう。ホシセダカヤセバチというやつだろうか?

2020/08/17

ギターを3台断捨離


義父の遺品処分で疲れ果てて、自分もなるべく今のうちに断捨離しておかないと、残された人(多分、助手さん)がほんとに迷惑するだろうなと思い、前から売却したかったギター3台を処分した。
どのギターも、弾けばほれぼれする音。でも、弾かない。
買い取り店にメールすると電話がかかってきて「今日ちょうど日光方面を回っているスタッフがいるので、今から行かせてもいいですか」とのこと。
踏ん切りがつくかな。

いちばん高くつくのは2004年に購入したMartinのエレクトリックガットだと思ったが、「ネックが少し浮いている」とか言われて値切られた。3台+ほぼ新品のZOOM A3(マイクプリ付きのエフェクター)とローランドのギターシンセサイザー合わせて11万ちょっと。
まあ、冷静に考えればそんなものかな。
ParkerとMartinは20万円超、Sanchezは十数万円で購入したけれど、オークションに出して……とかいうのを考えると、ギターは本当にそれやりたくない。エフェクター類は別にしておけばよかったかなともちょっと後悔したけれど。
断捨離って、そういうことじゃないんだよね。
ここでスパッと断ちきる……ということ。
何もせず、所有し続けて死んでしまうと、マイナスにしかならない。
自分にとってなんにもならないどころか、それを処分しなければならない人に迷惑がかかり、ギターも下手をするとゴミとして捨てられてしまうかもしれない。それなら、ギターにとっても、次の人生を早く始められるほうが幸せだ。三方一両損どころか、三方全部得なわけで、どんな金額がついても「損」にはならないのだ。

そう考えると、Conde Hermanosも一緒に売ってしまえばよかったかな。
残りの人生、ギターを弾くとしても、松子と杉作の2台あれば十分。安物ギター(とはいっても数万円はするけど)はいっぱいあるけど、そういうのはあたしが死んだ後「ほしい人手を上げて」と声をかければ誰かがもらってくれるだろう。
松子と杉作は、オリジナルだから、価値と取引価格のバランスがとれない。死ぬまで持っているだろうな。

手放した後、ちょっとしんみりした気持ちでIbanezの3万円の安物を弾いた。
やっぱり安いギターは音が立たないし、手応えがふにゃっとしてはいる。でも、それは弾いている人にしか分からない微妙な差であって、目の前で聴いている人にはなんにも分からないはず。
楽器の差ではなく、音楽の差、メロディのよしあし、そして演奏力で感動は決まるのだ。
でも、その価値も怪しい。音楽って、そもそも価値観の尺度があまりにも不定形だからね。

3本手放したことによって、むしろ音楽への気持ちが少し甦るかな? どうだかな~。
EWIをもっと頑張ろうという気持ちがあるのだが、どうにも動かない。ケースから楽器を出してつなぐ気力がわかない。
たまに車の中で『デジタルワビサビ』が流れてくると、なんて素晴らしい音楽を作ったのだ、俺は! ってビックリするけれど、人によっては電子音であるというだけで拒否されてしまうしね。
あたしが感動しているメロディを、他の人はどのように聴いているのか……ただの「音(音色)」としか聴いていないんじゃないのか……と思うと、虚無感に包まれる。
まあ、それにも慣れた。この世界の中で、奇跡のような幻想が音楽の価値なんだから、絶対を求めることが無理なのだよな。
あたしだって、ドイツ語やフランス語で説教されても、心に響かないのと同じことだ。

これもいいギターだった。黒沢に並んでいたAntonio Sanchezの中でいちばんいい音がしていた。でも、査定に来たお兄さんは、どのギターも外観を見ただけで、音をまったく出さないで買い取っていった……拍子抜けだわ。

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