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のぼみ~日記 2020

2020/07/02

ウイルスと共生する


ウイルスが広がるか、消えるか。流行を決めているのはウイルス自身ではなく、人間なのだ。
(山本太郎・長崎大熱帯医学研究所教授)

奇しくも今話題のあの人と同姓同名。
NHKの番組に出て述べていた言葉。
で、この人、1964年生まれ!! あたしよりずっと若い。まだ50代半ばというのが衝撃だった。
新型コロナウイルスの患者数は世界で200万人を超え、封じ込めは不可能だ。治療法がなかった時代のエイズなどに比べれば致死率は低い。ただ、ウイルスは人間の細胞を利用して自らを複製する過程で、強毒に変異する恐れもある。
人と人との接触を減らせば、強毒化したウイルスは伝わり先を見つける前に宿主を死なせてしまう。流行速度を遅らせ、弱毒のウイルスが生き延びる環境をつくることがウイルスとの闘いでは重要になる。
未知のウイルスによる感染症は確かに怖いが、人類は過去にパンデミックを起こした感染症をうまく取り込み、免疫を獲得して種としての強靱(きょうじん)さを養ってきた。人命を守りつつ、より強い社会を目指すしかない。
「流行を左右したのは人間の側」 西日本新聞 2020/04/27

4月にインタビューした記事。
「ウイルスと戦うのではなく、いかに犠牲を少なくして共生していくかを考えなければいけない」
そういう段階に来ていると思う。
そのためには、正確なデータ分析と、合理的な政治判断、施策だ。
それができない今の体制を変えていかないといけない。
一般人にできることは、選挙の投票行動くらいしかない。
最近、昔のPPMの演奏に聴き入ることが増えた気がする。1965年のPPM。とっても素朴に、かつていねいに……。これぞモダンフォークの頂点。



助手さんの実家を片づけ始めて出てきた。ヤフオクで見たら、額面の62円ですら入札がなかった。



最近、ガイガーカウンターが頻繁にアラートを鳴らすようになった。0.5μSv/h以上で鳴るように設定してあるので、ときどき0.5μSv/hを超えているということ。そんなわけないだろう……これはバッテリーが弱ってきて動作が不安定になっているのかなと思ったが、電圧は正常(3.6Vが規定値)。バッテリーはリチウムイオンで10年持つことになっているらしい。2011年からだから、そろそろ9年。早いけれどバッテリー交換しておくことにした。普通のバッテリーではないので、交換できるときにしておかないと入手も不能になるかもしれないし。
ただ、バッテリー寿命の前にガイガー管自体が性能不安定になってしまう可能性が高いらしい。生きている間、もうこんなものを使わなくていいことを祈ろう。
↑複数の私立学校で入試の国語長文読解に採用されました。これは私の「遺言」です。

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このページの写真は主にオリンパスのコンパクト機XZ-10で撮りました。たくきのカメラガイドはこちら

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