2019/12/15
東洋館で感じたのは「古代中国はすごいな」である。
中国は何度も支配民族が変わっていて、とても把握しきれないのだが、ここに残る様々な美術品を見ていると、その奥深さにため息が出る。
素晴らしい感性や技術を持った多くの人たちが、殺戮の歴史の中でゴソッと消えていったのかもしれないと思うと、なんとも言えない気持ちになる。歴史は残酷だ。

↑こういうものを見ても、どうしてもこの部分に目がいってしまう↓



↑これを見ても、これ↓に目がいく。カエル??



これ↑もすごかったな。近づくと、龍?だけでなく、いろんなものが絡みついているようだ↓











↑これら、テイストがまったく違うものがすべて「アジア」なのだよなあ。本当に面白い。

鐸木家としては、やはりこれは押さえておかないと……
まあ、キリがないのでこのへんで。
ここにいると、もしあと20年生きられるなら、頭はぼけていくし、身体も動かなくなるのだろうから、半ばぽわ~んとしたような精神状態の中、一日中粘土をこねくり回しているような生活ができたら、それも幸せかもしれない、なんて思った。
もちろん、無理だけどね。人生、そんなに甘くない。
ちなみに、今回の東博内での写真は
SONYのRX100Ⅲで撮った。このカメラはXZ-10やG9Xに比べるとちょっと厚みがあって重いから普段は使っていないのだが、モニターが可動式で連写速度やAFが速いので、狛犬撮影旅行のサブカメラとして持ち出すことがある。
今回のような状況では特に威力を発揮することが分かった。

長い帰路につく

朝から何も食べていなかったので、上野駅構内でインド人が呼び込みしている狭いカレー屋でとりあえず一食目を食う。

北千住駅で電車待ち。ビルの中なのにハトが棲みついていた。

見事な夕焼けを窓から見ながら、鈍行で帰る。


富士山??

最後のほうはようやく席も空いてきて、こんな感じ。これができるなら鈍行でもいいか。

東博で買ったカタログが超豪華本でビビル。ハードカバー280ページ。重い。2500円(税別)

ようやく戻ってきた。疲れた~。

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