
日光道路にのる。正面に見える男体山の山頂は雪を被っている。


このへんは今が黄葉のピークだな。今年は遅いね。


日光道路を下りて足尾方面へ。

草木湖

足尾を通り過ぎて草木湖に。山が色づいている。

富弘美術館の前でしばし紅葉を愛でる。





直売所でちょこっと買い物。「しゃぶり梅」というのが面白かった。アルコール分の抜けた古い梅酒の梅みたいな感じ。

そのちょっと先のドライブインにて。おいおい、群馬なのに「日光コーナー」って、不戦敗じゃん。しかも、並んでいるものが、どれも日光では見たことないようなしょーもないものばかり。まあ、こういう田舎くささって、憎めないけどね。

蓬饅頭(100円)を1個買って、二つに分けて食った。餡より皮がいい感じだったかな。中身なくてもいいかも。
かみ村六庵

ここの蕎麦がうまいとネットに書いている人がいたので、ランチはここにしてみた。目立たない外観。

でも、中は広い。


ここで食べた蕎麦が今まででいちばんうまかったという人の書き込みを半分疑いつつ、助手さんは昼めしセットの蕎麦を、あたしはうどんも試したかったので、合い盛りでうどんは「変わりうどん」を指定。

合い盛りに天ぷらをつけたのだが、天ぷらは余計だったな~。

昼めしセット。ご飯があまりにも多くて苦労した。

これが変わりうどん。今の季節は芥子の実入り。
評判通りうまい蕎麦とうどんだった。日光の蕎麦もうかうかしていられないなあ。
特許製法の「変わりうどん」は「山椒」「柚子」「けし」の3種類あり、この日は「けし」だった。なぜ特許なのかというと、
特許製法を使った「変わりうどん」とは、麺に香りの食材を独自の方法で練り込んだもので、従来の麺にない触感や香りを楽しんでいただくものです。
一般に、抹茶を入れた「茶そば」、しその葉を入れた「しそ切り」、柚子を入れた「柚子切り」等のそばは知られていますが、それをうどんで仕上げた麺が「変わりうどん」です。
ではなぜ、特許製法が必要かと申しますと。うどんはそばと違い、粉やゆで時間、のし方等の違いで問題が発生し、そのために、当然得られるべき味や触感が損なわれてしまいます。その問題を解決した製法が特許製法です。
いろいろな食材を入れても問題が発生しないため、お客様も今までになかった食味・触感をお楽しみいただけると思います。
尚、この「変わりうどん」を食べられるのは、全国で唯一、かみ村六庵だけでございます。(お店のパンフより)
……なのだそうだ。
うどんがウリなわけだが、蕎麦がうまい。時間が経つとコシが抜けていく感じだが、出たてはツルツルっとして歯ごたえもよく、とても上質な蕎麦だと感じた。
ただ、老人に天ぷらは余計だったと反省。量も多く、胃にもたれてしまい、蕎麦・うどんに集中できなかった。
毎回、蕎麦屋で天ぷらをつけては、後で「蕎麦だけに集中すればよかった」と後悔するのだが、蕎麦だけだと、それはそれでちょっと物足りなさが残る。
特にこういう「ハレの日」だと、頼んじゃうんだよなあ。
老夫婦がやっているお店なので、いつまで続くか心配。また寄りたいが、チャンスはあるだろうか……。