助手さん曰く「お米がもうない」
あたし「うそ~。なんで?」
「食べちゃったのねえ……」
ここ10年以上、お米を買った記憶がない。毎年30kgや10kg、5kgと、あちこちからいただくので、お米というのは常に家にあると思い込んでいた。そっか、食べちゃったのか~。
で、直売所に買いに行ったら、
「売り切れなんですよ。精米機が壊れたとかで、入ってこなくて。何も起きなければ最短で明日の午後には入ると思うんですが……」
だって。
で、助手さんがさがみやから買ってきたのがこれ。
3kgで1280円というのは、安いのか高いのか普通なのか? 長らく米を買っていなかったのでピンとこない。
1kgあたり420円くらいだから、10kgなら4200円くらい? ブランド米は6000円くらいで売っていた記憶があるから、全然高くはないか。
2019/08/22
食べてみた。
なかなか美味。口に入れた直後はよく分からないんだけど、喉を通った後の後味がとてもいい。
魚沼コシヒカリと福島のコシヒカリの中間くらいの食感……かなぁ。
生産者がはっきりしている米は安心感もあるし、また買いたいところだけれど、さすがに量は限られているだろうなあ。
制服と高校
この前、「うたんふ」卒業のシェフの話から、今の高校はいろんな「科」があって、即戦力養成を図っているらしいということを学んだ。
ちなみにこの米を作った「宇都宮白楊高校」というのは、以前は宇都宮農業高校という名前だったのを、名前を変え、制服をお洒落にしたら人気が出たんだとか。
サイトを見たら、「農業経営科,生物工学科,食品科学科,農業工学科,情報技術科,流通経済科,服飾デザイン科の7つの学科で構成」されているとのこと。
制服がお洒落になって人気……というので、改めて制服のことも調べてみた。
制服人気度は県内で10位?
高校って、公立だと制服がないところがかなりあると思っていたのだが、調べたら栃木県内の公立校では、
・栃木県立宇都宮女子高等学校
・栃木県立足利南高等学校(着用自由の標準服あり、式典時は標準服を着用)
……の2校だけだった。
人口が桁違いとはいえ、東京都内の公立校では35校が制服着用義務なし。それでもそんなものなのか。
さらには
⇒こんな記事も読んでしまった。
東京大合格高校上位校である麻布、筑波大学附属駒場、灘には、事実上、明文化された校則がない~
「校則なし」「制服なし」の高校と東京大合格率の意外な関係とは?(AERA dot)
麻布……行ってみたかったなあ。
受験日が駒場東邦と重なっていて、聖光と駒東にするか、聖光と麻布にするかですごく悩んだ末に、聖光と駒東を受けたんだよなあ。
その前に横浜国大附属横浜の1次試験に通っていて、2次が聖光と重なっていて、どっちを選ぶかでも悩んだ。
結局、安全策で、難易度がほぼ同じ聖光と駒東にして、どっちも受かって、こんなことなら1つはチャレンジして麻布にすればよかったと後悔したのだった。
横国に行っていたら、3年でまたすぐに受験になるのが嫌だった。でも、共学だし……横国に行ってても楽しかっただろうなあ。
聖光に行ったことでオフコースにかぶれたけれど、麻布に行くとすぐ上の先輩にPICOがいたから、音楽の影響もずいぶん違うものになっていたかもしれない。
まあ、人生、いくつかの岐路があるのだわねえ。
ん? なんの話だっけ?
米がなくなったことから、農業高校が名前と制服を変えて成功したという話になって、そこから制服の話になって……。
学校のレベルって、偏差値だけで決まるわけじゃない。どれだけ魅力があるか、よい経験が積めるか……だろう。
普通高校を選んで、なんとなく大学受験を考える……という程度の高校生活がいちばんつまらないかもしれない。
日本では、そもそも大学が勉学の場ではない感じだし。
教育って、基本は人間と人間のぶつかりあい。そこで教科書に書いてあることも書いてないことも、より深く学ぶことができる。
聖光にいた6年間、授業で学んだことはほとんど覚えていないけれど、教師の人間性とか、雑談とか、そういうものはずっと覚えている。
教師がいちばんの教材。管理教育しか考えないような教師が揃っている学校には絶対行きたくないし、行ってもストレスでおかしくなるだけ。
あとは、何かを一緒にやる仲間が見つかるかどうか。ライバル関係とかでもいいんだけど、一人では学べないものを学ぶことができなければ、学校の意味がない。今の時代、受験勉強なんていくらでも一人でできるしね。