
この背中の模様からして、シュレではなくモリアオに間違いない。

上陸しやすいように、橋を架けた。垂直のビニールの壁はほんの2cmくらいでも上れないかもしれないから。ミニカエルが上陸できずに溺死する、ってことは、結構あるのよね。カエルが溺れるなんて信じられないかもしれないけれど、U字溝なんかではしょっちゅう起きている悲劇。

こないだこっそりモリアオのオタマを放した田圃。水がなくなってきていて大ピンチ。このままだと全滅かもしれない。不安的中……。

助手さんが父親の13回忌の法要に行って、日帰り。夜は崎陽軒のシウマイ弁当。
崎陽軒と鹿沼の意外な関係
崎陽軒のシウマイ弁当と、天皇(今は上皇)が好きだという東京駅で売っているチキン弁当は、どちらも忘れた頃になんとなく食べたくなる不思議な中毒性がある。
シウマイ弁当は冷めていても美味しい、というか、レンジで温めないほうが美味しい気がする。
特にご飯が……。
で、
改めて調べてみたら、いろんなことが分かった。
まず、崎陽軒でシウマイの製造・販売を始めた初代社長・野並茂吉は、鹿沼市 加園の出身なんだそうだ。加園といえば加園八幡の可愛いはじめちゃん狛犬を思い出すが、茂吉少年もあの狛犬を見ていただろうか。
いっそ、鹿沼は宇都宮の餃子に対抗して、今から焼売で売る戦略を立てたらいいかもしれない。ニラ蕎麦もいいけど、地味だしね。
でも、横浜市が黙ってないか?
初代社長がシウマイを作り始めたのは昭和3(1928)年であたしの両親や助手さんの父親が生まれた年。シウマイ弁当の販売開始が昭和29(1954)年で、助手さんが生まれた年。
弁当がWikiの項目になっているのも珍しい。
ご飯が美味しいのは、「蒸気炊飯方式で炊いているのでお米が一粒一粒立っている」のと「経木の弁当箱」のおかげなんだとか。俵むすび風に詰めてあるのと、ごま塩のかかり具合も技ありなんだろな。
コンビニから販売させてほしいという誘いもあったらしいが、「ローカル」にこだわりつづけているらしい。
そんなことを知った上で食べると、さらに味わい深い?
上陸開始

どうもカエルの上陸は夜中にひっそり決行されているようなので、LED懐中電灯を持って夜中に覗いてみる。おお、いたいた。

こっちにも、もう一匹、上陸中↓


頑張れよ、と心の中で声をかけつつ、家に入ろうとしたら、足元で何かが動いた。おお! ツチガエルだ。


玄関前にまた別の緑色のが……。丸池から上陸したモリアオかと思ったら、シュレかも?

踏んじゃいそう。手乗りにしてどかそうかな……

乗るんだ。やっぱりシュレかな。モリアオはもっと警戒心が強いからなあ。

でも、この角度から見るとアマガエルか? 黒い筋がはっきりしないけれど、目が離れていて鼻先が丸いような気もするので、アマガエルかもしれない。変態直後はよく分からないことが多い。
カメラは天下の回りもの
