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のぼみ~日記2019

2019/06/16

その後のモリアオの卵



孵化する前に雨でドロドロに広がってしまったモリアオの卵を両手で掬い上げてプラスチック容器に流し込み、持ち帰ってきたものの、これだけ水を含んで原形をとどめていない状態では、もはや孵化まではいかないだろうと半ば諦めていた。
それでも、しぶとく見守り、容器の中で水分が下に下がるのを待って出てきた水を捨て、まだグニャグニャだけど、そこからは食器洗い籠(水切り籠)に載せて、さらに水分を落としながら、なんとか中でオタマにまで育ってくれるのを待った。
本当に駄目元だったが、1週間くらいすると、なんと、かなりの数のオタマが出てきた。

風呂場で見守っていたので、毎晩、モリアオと一緒にお風呂に入っているようなもんだった。



雨に濡れたキンシバイの蕾



開いた↑

ヒバカリ


雨上がり、オオカミ池と「ヘ池」の様子を見に行ったら……! オオカミ池にヒバカリが! これじゃあヒバカリに餌を運んでいるようなもんじゃないか。

なんとか追い払おうと棒を探しているうちにどこかへ消えた。


2019/06/17

どんどん出てくる


モリアオの卵塊。中からも水分が出てきて、ジュワ~っとした状態に。オタマが動いているのが分かる。



次々に下に落ちて、バットの中で泳ぎ始める。

2019/06/18

丸池にもヒバカリが


今年作った丸池にまでヒバカリが来てしまった。オタマ、すでにかなり食われてしまったか?

昨日、オオカミ池にいたやつと同じか? 別なのか?

上が昨日のやつ。下が今日のやつ。顔の部分を拡大して並べてみると……似ているけれど別人のようだ。要するにヒバカリ、いっぱいいるのね、我が家の周りには……のぼみ~が見つけるとやっかいなことになりそうだ。
毒ある? なければ猫パンチしちゃうぜぃ


拾ってこなければ100%死んでいたモリアオの卵。そこからなんとかオタマになって出てきただけでも運がいいんだから、ここから先、カエルにまで育つやつはすごい強運と生命力の持ち主ってことだな。
考えてみれば、人間の肉体がこの世に出てくる確率は、もっともっと低いんだよねえ。

そうそう。肉体と目に見える物質だけで「世界」を語れるのか? という深遠な?テーマを、ちょっとずつ綴る企画?を始めてみたので、よかったら覗いてみてね。
「森水学園第三分校 用務員・杜用治さんのノート」

カエルやらカタカムナやら…… 森水学園第三分校

森水学園第三分校


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