2018/07/22
カブトムシがいっぱい

レオの飼い主の家にレオを迎えに行くとき通る空き地に、今年はいろんなものがいる。ミニアマガエル、ミニアカガエルは毎日のようにぴょんぴょんしていたが、このところ少し数が減ったかな。ハグロトンボも必ず何匹かいる。
昆虫類もかなり見かけるのだが、今年はなぜかカブトムシがいっぱいいる。今までカブトムシを見ることはほとんどなかったし、見たとしてもせいぜい1シーズンに1匹。それが、先日数匹見たのを皮切りに、今日はなんと何匹もワサワサと木に群がっていた。
これは18日。角が曲がった奇形のカブトムシ。こういうことはよくあるらしいのだが……気になった
で、これが今日22日の様子。なんでこんなにいるのだろう?

こいつは背中に大きな傷がある。いっぱいいるのだが、なんか角が曲がっていたり、脚が動かなかったり、まともなのがいないような……。幼虫や蛹のときに傷を負うと奇形になることはよくあるらしいのだが……背中の傷は鳥に襲われたんじゃないかという説も??

ゴキブリやカマドウマはギャ~ギャ~騒いでまともに見ることもしないのに、これは平気らしい助手さん。カメラのモードダイヤルがMになっていてちゃんと撮れなかった

カブトムシの顔を正面から撮るのは難しいのね。小さいし真っ黒だし……
カブトムシやクワガタムシ大好きという人がかなりいるらしいが、僕は特に好きとか夢中になるとかいうことはない。親父が理科の先生で、採集の道具を本格的に持っていたし、やり方も教わったので、子どものころはよく採集したものだが、無益な殺戮をしてしまったと、とても嫌な気持ちになった。小学校を卒業する頃には、一生、虫や小動物を捕まえて標本にするとか、そういうことはしないと心に決めたのを覚えている。
殺すのは蚊とブヨくらいかなあ。蜂の巣もそのままにしておくし、蜘蛛の巣もなるべく壊さないようにしている。カエルが虫を補食するのは「お!」なんてちょっと興奮しながら見ている。
自然の食物連鎖は仕方がないし、なるべく介入しないようにしている。カエルを狙って池にやってくるヘビは追い払うんだけどね。殺したりはしない。
多分、あらゆる生き物に軽く「感情移入」しているのだと思う。輪廻転生を信じているわけではないけれど、自分が次にカエルやハチに生まれ変わることはありえるんじゃないか、とか。そのとき、どんな気持ちで生きているんだろう、とか。
それにしても、今年はなんか変だ。冬がものすごく寒かったと思ったら、夏になったら死ぬほど暑い。極端な気温のおかげで、いつもとは生き物の様子も違っているのだろう。
蚊が少ないし、近所に熊が出たとかいうし……。
オタマたちはどうなるのだろう。ちゃんとカエルとして成長していけるのだろうか。
オオカミ池のオタマたち
こないだから気になっている、妙に白っぽいオタマ。死んじゃうのかと思って見ているのだが、そうでもない。ただ白っぽいだけなのか?
20日のオオカミ池。ほとんどのオタマが少なくとも後ろ脚は生えているようだが、下のほうのオタマ、なんだか後ろ脚の生え方がおかしいような気もする。妙に細くて横に出ているが、いいのだろうか? 一種の奇形じゃないといいのだが
21日のオオカミ池。もうすぐ上陸しそうなやつがいっぱいいる。でも、よ~く見ると、手脚がしっかりしてそうなのと細くて弱々しそうなのがいるような……
22日のオオカミ池。毎日少しずつ数が減っているような気がする。上陸していったからだろうと思うのだが、上陸するところはまったく見ていない。いつ移動しているのか? 夜中かな。上陸するとすぐに茂みの奥とかに姿を隠すのかな? こんなにいっぱいいるのに、池の周囲をひょこひょこしているやつをまったく見かけないのは変だと思うのだが……。アカガエルやアマガエルに比べて、シュレやモリアオは上陸してすぐに身を隠すのかなあ


カエル講座もあるよ 森水学園第三分校
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