2017/12/30
10年選手のお飾り
助手さんが「29日と31日はお飾り出してはいけない。今日中に出して」というので、1年ぶりのお飾り登場。
なんで29日と31日はいけないの? 31日は「一夜飾り」と言って神様への敬意に欠けるし、29日は「二重苦」に通じるから、というのだが、日本人っていつからそういうのにこだわるようになったんだろう。誰が言いだしたんだろう。
仏教や神道から? それとも縛られ好きな庶民から出たのか?
例によってちょこっと調べたら(ネット時代はほんとに楽でいい)、しめ飾りの元になっているしめ縄は、
岩屋から天照大神を誘いだした際に、また天照大神が岩屋へと隠れてしまわないように、岩戸を縄で縛ったことが由来でしめ縄が誕生
したそうな。
そのしめ縄に縁起物として飾りをつけたのがしめ飾りで、橙(だいだい)は実をつけて熟してもなかなか地面に落ちないことから「これからも家が代々(だいだい)繁栄しますように」との意味。
裏白は葉の裏側が白くて「清廉潔白」や「長寿」を表現。
紙垂(しで)は、神と人間の世界の境界を表し、同時に稲穂が垂れ下がるイメージから豊作を願う意味も込められている……んだそうだ。
ふうう~~ん。
しかし、そもそも、縁起とか言い習わしをいうなら、お飾りはどんど焼き(左義長、とんど焼き、さいと焼き……などなど地域によって呼称はまちまち)で焼いて残さないものだろうけれど、我が家の正月飾りは川内村時代に小野町のダイユー8で買ったものを今も使い続けているので、すでに10年選手クラスだ。
エコだね。
橙も幣も裏白もないところがお洒落だね
八つ頭? 親芋?
毎年年末年始は助手さんの雛人形制作の追い込みで、家の空気はピリピリしている。大掃除とかおせち料理どころではない。今日も食事の用意をする時間が惜しいので「パンを買ってきて」となって、クロワッサンの移動販売車へ。「ついでに里芋も」というので直売所に寄ったら、里芋は見あたらず、代わりに「キクイモ」というのと、巨大な里芋のようなものがあったので両方買ってきた。果たしてこれはなんなのだろうか?
フェイスブックに写真を出したら、八つ頭ではないか? いや、里芋の親芋ではないか? と、いろんな説が出て……未だによく分からないのだが……。
これは「キクイモ」と書いてあるのでキクイモというものなんだろう。知らなかったので調べたりした。芋だけどデンプンとしては消化されないらしい。
「天然のインシュリン」?? 「イヌリン」のことを間違えたのかと思ったら、そう呼んで普及促進しているのね。
で、「いぬりん」って、なんかゆるキャラ風の名前だなあと思ったら、実際にいたわ↓
あと、元サイトが消滅しているらしくて、キャッシュ?を拾わせてもらったのだけれど、こんなのも。どうもこれはキクイモの黄色い花をつけた犬みたいで、こっちのほうが正統派?イヌリンかもしれない。というか、実際にキクイモ普及のためのキャラなのか? ……そうらしい。「菊芋村」というところのキャラらしいのだが、サイトが消えてしまっている。……と思ったら、
ここに引っ越ししたらしい
ぬいぐるみバージョンもある? ええなあ、これ
レオの買い主さんが冷凍餃子を届けてくれた。助かる。で、今日のお散歩は2kmくらいかな。帰り道、こんなのを見た。まるで墜落するかのような軌跡
ちゃんと撮りたいのに、レオが止まってくれない
爪
だいぶ前に裂けた親指の爪。2度ほど接着剤で修復したのだが、また剥がれて、今度は最後1mmくらいしか残らなかったので、ちぎってしまった。正月の間、ギターを弾くこともないだろうし、伸びるのを気長に待つか……と
でも、すぐに思い直してくっつけた。最近は雛人形に使っている薄い絹の布地を使って補強する技を覚えた。市販のギター用つけ爪をつけるよりもいい
2017/12/31
キクイモの漬物
ネットに出ていた、キクイモの一夜漬けというのに挑戦。麺汁、酢、唐辛子につけ込むだけ。試しに白ワインも加えてみよう
袋から出したら結構な量だった。こんな塊が3つで100円(税込)だから、まあまあ安いのかな?
スライスして……
いい加減な汁に漬け込んだ。さて、どうなることか……。あと、小さめに切ったやつをそのまま味噌汁に入れたが、別に変ではなかった
さて、これを書いている今は大晦日。あと1ページで300ページ目なのだが、どうしようかな。
今年1年を動画で振り返る……という「MATOME」ページで締めくくろうかどうか、思案中。その前に、レオのお散歩と買い物に行ってくるわ。
そろそろスーパーで売れ残り商品の割引が始まっているかな~。
曇っていて寒い。レオもすぐにおうちに戻ろうとするので、無理せずあっさりバージョンのお散歩。
その後、ホームにちょろっと年末の挨拶をしに行ったら、玄関入った途端、目の前に股引だのなんだのがバーッと干してあって、股引の向こうから施設長の「うまく潜って入ってきて~」という声が……。
股引の横をくぐり抜けて施設長に挨拶。来年もどうぞよろしく~、と。
これから蕎麦の準備をするところだったらしい。天麩羅を揚げるかどうかで悩んでいるとかなんとか。生協のお兄さんが、海老が1尾300円と言ってたので、そんなの無理~とかなんとか……。
その後、スーパーに。
そろそろ売れ残り値引きの時間かと思ったら、みんな同じことを考えているらしくて、ごった返していた。
おばちゃんが臨時の呼び込み店員?を捕まえて「この蒲鉾、5時過ぎるともっと安くなるんでしょ?」とか訊いている。
「ならないと思います」なんて返事している店員、というかおじさんアルバイトかな。
5時まで粘ったけれど、何事も起きない。店内に静かに落胆の吐息が流れる……。
2年くらい前だと、大晦日の夕方なんか、正月用の品は大方売り切れていて、スカスカしていたものだけれど、去年あたりから様子がだいぶ違ってきた。今年は買い渋り傾向がさらに強い。刺身も蒲鉾もおせちセットも売れ残っていて、客はいっぱいいるのに売れない。
かくいうあたしも、正月価格の蒲鉾を横目に、いつもの価格で出ている竹輪とはんぺんを買った。
どこが景気回復なんだよ。
本当の景気は株価なんか関係ないんだよ。
政治家はスーパーに買い物に行ったこともないだろうから、ほんとに実態を分かっていないのかもしれない。
帰ってきて、珈琲飲んだらどっと疲れて、寝ていたら、ご近所さん(といっても2kmくらい離れている)が蕎麦を持って来てくれたらしい。ごちそうさまです。
日本酒も焼酎もお餅も年越し蕎麦もお米も、いろんなところからいただいて、なんだか山寺の和尚さんみたいな生活? お経はあげられないから、来年もせいいっぱい芸事に励んで、少しでも楽しんでいただければ……と。
今年ものぼみ~日記におつきあいいただき、ありがとうございました。みなさん、どうぞよいお年をお迎えください。
……と、これが299ページ目の日記。今から300ページを作るかどうか……思案中。
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