I’m a gonna buy three mockingbirds
One for to whistle
One for to sing
One for to do most any little thing
(3羽のモノマネ鳥を買いたい。1羽には口笛を吹かせ、1羽には歌わせ、もう1羽には細々したことをやってもらうために)
I’m a gonna buy three hunting dogs
One for to run
One for to shout
One for to talk to when I go out
(猟犬を3匹買いたい。1匹は走らせ、1匹には吠えさせ、もう1頭は外に出たときの話相手になってもらうために)
I’m gonna buy three muley cows
One for to milk
One to plow my corn
One for to pray on christmas morn
(角のない牛を3頭買いたい。1頭は乳を出してもらい、1頭はトウモロコシ畑を耕してもらい、もう1頭はクリスマスの朝に祈る*ために)
*食べちゃう?
……と歌っている。
黒人奴隷の過酷な労働と救いを求める祈りが込められていると考えると、my lord and lordというのは、自分の主人(load)と神様(LOAD)の両方を指しているのかもしれない。
つまり、この歌詞は、表面的にはキリスト教の神への祈りの歌のようでいて、裏には、奴隷としての自分たちの境遇を自虐的に主人に訴えている意味合いが隠されているのだろうか。
そうだとすれば、Jane JaneのJaneというのは、女主人の名前だったりして?
謎だらけの歌だが、ひとつ言えることは、それを芸術にまで高めたPeter, Paul & Mary の音楽性は素晴らしい、ということ。
毎年、出すのは200枚くらい。結構な金額になるので、もうやめようかと思ったことも何度もあるし、実際、出さなかった年が1回だけあったような気もする。鬱病を発症した後、金もなく、どん底の時期だっただろうか。
今年もそう思わぬでもなかったのだが、この歳になると、1年に1度だけ無事を知らせ合う儀式?として、大切にしたいという気持ちも強くなってきた。
Jane Janeの歌詞に出てくるような重労働や不自由や孤独から逃れられている人生。無事を知らせ合う人が200人もいる人生に感謝したい。