ちなみにこの動画はコンパクトカメラのオリンパスXZ-10で撮り、Windowsのフリーソフト(Microsoft提供)「ムービーメーカー」で作った。
今はもう、この程度のものならスマホの動画撮影でも十分できてしまうだろう。
かつては日記用の動画は全部YouTubeにUPしてから埋め込んでいたのだが、最近は先にフェイスブックにUPして、それを後で日記に埋め込むようになった。
元のファイルを無編集でそのままUPすることも多いのだが、ちょこっと編集したいときはムービーメーカーを使っている。
前回の日記冒頭に貼り付けた「固定ド絶対音感と移動ド相対音感」の動画もムービーメーカーで作った。
いらないところをカットしたり、キャプション(字幕)を入れたり音楽を入れたりするのは簡単。
ただ、入れたキャプションの時間調整がマウスでドラッグではできず、いちいちプロパティを出して時間を数値で変更指定しなければならないのが弱点。
一方、
タヌパックチャンネルから発信している音楽動画は、ほとんどがMac OSの付属ソフトiMovieで作っている。
初めて動画を編集したときに使ったのがこれ。なんやかややっているうちに、そこそこかっこいい仕上がりになるのがいかにもAppleのソフトだが、最大の弱点は字幕機能で、字幕の位置を変えられないし、日本語を入れようとするとバグもちょこちょこ出る。
動画をやっている人たちからは「さっさと
Final Cut Proを買いなさい」と言われるのだが、これが34800円と、お高い。
これがあれば映画だろうがテレビ番組だろうができてしまう。あとはもうセンスの問題なのだから、そういうソフトが3万円台で買えるのはすごいし、他のプロ用動画編集ソフトに比べれば安いのだろう。でもやはり、動画をやりはじめたばかりの僕には、3万5000円は敷居が高い。使いづらくても、もう少しiMovieで我慢しよう、などと思ってしまう。
動画を頑張りたくないのは、ちゃんと作ろうとすると一気に荷が重くなり、きりがなくなるからだ。そういうレベルの質の追求は音楽だけで精一杯。
ただ、どうしても字幕を同時に二か所に入れたいとか、いろいろ要求が出てくるわけで……遅かれ早かれ買うことになるのかもしれない。
それにしても、音楽をCDでは買わない時代、音楽だけを聴いてもらえない時代になってしまったのだなあ。音楽がデジタル配信されることは35年前には予感していたが、動画という形にしないと音楽を聴いてもらえない時代が来るとは想像できなかった。