神奈川代表で4区を走るマッキー。第3中継所で待ち受けるが……
襷を運んできたのは矢野 愛弓くん。大綱中学。3kmを10分04秒で区間31位だったが(区間賞は群馬の不破 聖衣来くんで9分23秒)、なんとか3位をキープ
襷を受け取ったマッキーは先頭を行く京都の和田 優香里くん↑(立命館大)を追う……
で、せっかく先頭に立ったのに、何も見えないではないか
5区になっても雪はやむどころかさらに激しくなり……
トップを行くリンズィー へレナ芽衣(金沢高校)はまったく見えない
こんな画面、見たことない
ようやく黄色いユニフォームが少し見えてきた
第5中継所では横殴りの吹雪。白い鉢巻きしているんだか雪が前髪にこびりついているんだか分からず……
多分、鉢巻きじゃないと思うのだが……ううう~、凄まじいレースになったなあ
雪の凄さばかり話題になったが、4区4kmを12分47秒で走った廣中 璃梨佳くん(長崎商高1年生)の11人抜きの快走は、松野明美が登場したときを彷彿とさせたし(ちなみにマッキーはるりかくんに遅れること20秒の区間3位)、最終区での天満屋 小原 怜の追い上げもすごかった。
小原 怜はリオ五輪選考会で田中智美(第一生命)に最後1秒差で負けて代表入りを逃した選手。
あのときは、選考レースで優勝しながら世界陸上代表になれなかった田中を応援したけれど(しかも、小原はそのときの疑惑の代表となった重友選手と同じ天満屋だし)、あの後も腐らず練習し続けた精神力には惚れるしかない。
天満屋チームは、山口衛里(シドニー五輪女子マラソン7位)、坂本直子(アテネ五輪女子マラソン7位)、中村友梨香(北京五輪女子マラソン代表)、重友梨佐(ロンドン五輪女子マラソン日本代表)……と、ずっと五輪代表を出しながら、どの選手も選考会ではすごい走りをしながら本番では活躍できず、そのまま精神的な脆さを抱えて伸び悩むパターンが多い。
だから、小原もそうなってしまうのかと心配しているのだが、今のところ大丈夫そう。
小原の精神力は並外れている。普通なら、こんな吹雪の駅伝でそこまで頑張ることはない、怪我でもしたら元も子もない、と思ってしまうのに、あそこまでやるとは……すごい。
今大会のMVPは小原だね。
廣中と小原の今後がものすごく楽しみだ。