2016/08/07
なんて日だ!
さて、では麺屋一喜へ向かおうと車をバックさせようとしたら……動かない!
なんてこったい。左前輪が泥にはまっている。よく見るとそこは水が浸みだしていて、山側から流れてきた粘土状の泥が20cmくらい堆積していたのだった。その上にびっしり草が生えているので全然分からなかった。
タイヤが完全に半分ほど埋まっているので、車載のスコップで泥を掻き出し始めたが、草の根が細かく絡まり、草も絡まり、しかもタイヤハウス内に圧縮したように泥が詰まってしまっていてどうにもならない。
ただの泥ならなんてことないのに……悪い条件がいくつも重なってしまっている。
数十分格闘してもダメなので、諦めて保険会社にレスキュー依頼した。
その後、諦めきれずにあがいたところ、なんとか脱出できたのだが、タイヤハウス内に詰まった泥と草の根っこがタイヤハウスのリアライニングをベロッと全部剥がしてしまっていた。バンパー下部のシールドも半分脱落。
仕方なく、それらを全部引っぺがして、保険会社にはレスキューキャンセルの電話を入れて、どろどろの車とズボンのまま麺屋一喜へ。

泥湿地トラップと格闘一時間の後なので、気持ちが悪くなり、食欲を感じないのだが、うまそうなのでついミニ蟹炒飯を頼む

フワトロ卵と白がゆ風のベース。うまかった

ミニ炒飯つけたので、メインはシンプルに中華そば……しかし、これもまたでかかった

このでかさ。麺の量も普通の店の大盛りはあるなあ

味は素直な醤油ラーメン。具も凝っていない。こういうのがいちばんだね

助手さんは冷やし担々麺。これまたでかかった
麺屋一喜(かずき)
宇都宮市上田原町1469-7 tel:028-672-1222
11.00~21.00 (LO:20.30) 水曜定休

車は結局、この後、天棚と狛犬を見た後、マジブルーに電話して泣きつき、なんとかライニングを取り付けてもらった。
泥がびっしり詰まっているのでまずは洗ってきて、と言われて、近くのJ'msで洗車機かけて、その後、全然落ちていないタイヤ回りを高圧洗浄機で水洗い。それでもブレーキパッド回りなどの泥は落ちなかった。
引きちぎれたライニングは、プラスチックリベット7個紛失、受け穴がバカになったり受け側金具ごと引きちぎれたりで散々だったが、ちぎれた部分はビス留めしたりしてなんとかついた。
作業料2000円+リベット代100円×7個で合計2700円。洗車費用が数百円。その程度で済んで幸運だったと思おう。厄払い厄払い。
家に戻ってから、ブレーキパッド回りに付着していた泥をさらに水で洗い流す。悪影響が後から出たりしないといいのだが……。
……というわけで、災厄はなんとか乗り越えた。
天棚と狛犬は次のページで。
あなたの知らない日光がここにある! 山奥にひっそりいる幻のはじめ狛犬なども網羅。
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「福島問題」の本質とは何か?
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『3.11後を生きるきみたちへ 福島からのメッセージ』(岩波ジュニア新書 240ページ)
『裸のフクシマ』以後、さらに混迷を深めていった福島から、若い世代へ向けての渾身の伝言。
複数の中学校・高校が入試問題(国語長文読解)に採用。大人にこそ読んでほしい!
第1章 あの日何が起きたのか
第2章 日本は放射能汚染国家になった
第3章 壊されたコミュニティ
第4章 原子力の正体
第5章 放射能より怖いもの
第6章 エネルギー問題の嘘と真実
第7章 3・11後の日本を生きる
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『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』(講談社 単行本352ページ)
ニュースでは語られないフクシマの真実を、原発25kmの自宅からの目で収集・発信。驚愕の事実、メディアが語ろうとしない現実的提言が満載。
第1章 「いちエフ」では実際に何が起きていたのか?
第2章 国も住民も認めたくない放射能汚染の現実
第3章 「フクシマ丸裸作戦」が始まった
第4章 「奇跡の村」川内村の人間模様
第5章 裸のフクシマ
かなり長いあとがき 『マリアの父親』と鐸木三郎兵衛
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