90歳の父を福岡に連れて帰る説得に失敗。こういうのを熊本弁で「もっこす」と言います。
姉ともに近くの小学校に避難させました。断続的な余震が続いて怖いので自宅を離れます。今晩は強い雨の予報もあるので
避難所の小学校は溢れる人ですが、何人、何世帯、誰が避難しているか把握されていません。
食事は届いていません。パンを運んで来た車が帰って行きました。何故?
食事の列は100人を超えています。
別に給水の列は300人を超えています。
毎回1トンの水が来ますが、1人3リットル配ると、330人分です。
避難所のケアが行き届いていません。
(90歳の父親にとっては)これから100キロ車に乗るより(ここに留まったほうが)楽かもしれない……こうした判断や苦悩こそ、現場にいる、関係を持っている人たちにしか分からないこと。
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『3.11後を生きるきみたちへ 福島からのメッセージ』(岩波ジュニア新書 240ページ) 『裸のフクシマ』以後、さらに混迷を深めていった福島から、若い世代へ向けての渾身の伝言。 複数の中学校・高校が入試問題(国語長文読解)に採用。大人にこそ読んでほしい! 第1章 あの日何が起きたのか 第2章 日本は放射能汚染国家になった 第3章 壊されたコミュニティ 第4章 原子力の正体 第5章 放射能より怖いもの 第6章 エネルギー問題の嘘と真実 第7章 3・11後の日本を生きる ■今すぐご注文できます ![]() ⇒立ち読み版はこちら |
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『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』(講談社 単行本352ページ) ニュースでは語られないフクシマの真実を、原発25kmの自宅からの目で収集・発信。驚愕の事実、メディアが語ろうとしない現実的提言が満載。 第1章 「いちエフ」では実際に何が起きていたのか? 第2章 国も住民も認めたくない放射能汚染の現実 第3章 「フクシマ丸裸作戦」が始まった 第4章 「奇跡の村」川内村の人間模様 第5章 裸のフクシマ かなり長いあとがき 『マリアの父親』と鐸木三郎兵衛 ■今すぐご注文できます ![]() ⇒立ち読み版はこちら |
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