2015/12/25

み~
『Threshold:Whispers of Fukushima』上映会の準備
『狛犬ガイドブックVol.1 狛犬の楽しみ方』の発送がようやく一段落。
800冊で段ボール7箱だったが、まだまだ1箱目。100通以上出して、今はポツリポツリのペースで注文を受けている。
1日1冊でも売れれば、1年で300冊はけるのだが、そう簡単にはいかない。
身体中がパンパンで、風邪もひいたが、ここからは29日の『Threshold:Whispers of Fukushima』の日光上映会準備もしなくてはならない。
会場のDaddy's Cafeはライブハウスカフェで、映画館ではないから、上映機材の手配とか、それをちゃんとセットアップできるのかといったことで下準備が結構大変。
演奏もあるから、その準備もあるし。
助手さんは年明け早々の雛人形展の追い込みで毎日作業。買い物に行く時間も惜しいので、直売所と駅前の「フレッシュマートたかざわ」で売っているものだけでなんとかする。
フレッシュマートたかざわは、外から見ると「やっているのかな?」というような店構えなので(入り口横の車庫がまず目に入るのだが、そこのシャッターは常時下りているし、店内は暗いので、知らない人は入りづらいし、分かりづらい)、何年も横目で見るだけだったのだが、一度利用してみたらとてもいい店だった。
なにせ、野菜はすぐそばのJA直売所より安い。直売所に置いてなかったり売り切れているものも「たかざわ」には置いてある。今日も、最初に寄った直売所ではネギがなかったが、「たかざわ」にはあった。しかも100円。
ほうれん草は直売所で100円で買ったのだが、「たかざわ」に行ったら80円で売っていた。
一応、肉や魚も置いてあるのだが、今朝は肉は鶏肉が1パックあるだけだった。それを買う。
川内村の「モンペリ」もそうだったが、売っている肉は数パックしかないのだが、それがスーパーで買う肉よりずっとうまい。スーパーで大量に仕入れているルートよりも、昔からある問屋が持って来る商品のほうがうまい、ということはよくあることなのだ、と、田舎暮らしをすると経験できる。

パナソニックのHDDナビの中に半田づけされていたボタン電池
戻って来てから、このところずっと挙動がおかしいパナソニックのカーナビを分解してみた。
2003年製のシールが貼ってあるから製造後12年経っている。前のプジョーに後からつけていたものだが、取り付けキットが別売されているので、X-90や、一時期持っていたオペルティグラにも取り付けられるようにしてあった。
ローランには新しいのを載せたので、これは今後X-90専用になるのだが、X-90に取り付けたときからずっと、GPSをなかなか受信しない。
電源を切るといちいち東京のど真ん中に戻ってしまい、学習をイチから始める。
最初はGPSアンテナがおかしくなったのかと思って、余っている別のアンテナに交換したり、アンテナの取り付け場所を変えてみたりしたのだが直らない。
で、これはひょっとして、ナビ本体に内蔵されているメモリー保持用のボタン電池か何かが放電しきってしまい、電源を切った後にいちいちリセットされてしまうのではないか? と思いついたのが今朝のこと。
パソコンにも電源を切った後に情報を保持しておくためのボタン電池が入っている。それが切れると挙動がおかしくなり、「壊れた」と早とちりしてパソコンごと買い換えてしまう人が多い(はず)。
で、ナビ本体をしげしげ見てみたが、ボタン電池を入れるポケットは付いていない。これはもう分解するしかないな、と思って、ビスを外して分解。
基板が現れれば、パソコンのマザーボードのように、電池ソケットが見つかるはずと思ったのだが……ない。
変だなあ……と、さらによく見たら、ボンドでとめられている丸いものがある。その丸いものはビニールでコートされていて、それを剥がすと、ボタン電池の表裏に端子が半田づけされている。これがそうに違いないと、ボンドもハンダも無理矢理剥がして、新しいボタン電池の表裏に剥がした端子をセロテープでとめた。
ボタン電池はCR2032で3V。小さいサイズのCR1616なら1つ余っていたので、それを使った。どちらも3Vだから問題ないはず。
CR2032が12年で放電しきったとすれば、小さいCR1616はせいぜい5年かもしれないが、わざわざ2032を買いに行く時間がもったいないし、1616を他に使う予定もなさそうだから、これでいいや。
大丈夫かな~と不安を抱えながらクルマに取り付けて始動したら……あっさり直っていた。
よかったよかった。
10年以上前のパナソニック製品。ハードディスクナビが出始めた頃だったが、ラフロードもたくさん走ってきたのに壊れない。
壊れないのはいいんだけれど、電池交換くらい、もっと簡単にできるようにしておけばいいのに。
あと、パナソニックのナビ、今の製品はどうなのか分からないが、相当馬鹿なんだよね~。地図ソフトを3回更新したが(高いのよね。2万円する)、ナビゲーションがおばかなのは全然直らない。どういうプログラムをしたらこんな遠回りをわざわざさせるのか……というような案内をしょっちゅうやる。
ローランにつけた富士通テンのナビは今のところまあまあだ。というか、今までのパナのナビに比べたら雲泥の差。
まあしかし、壊れたと思ったものがサクッと直るというのは気持ちがいいものだ。

ほとんど葉が落ちた
上映会の準備

29日の上映会はMacBookからプロジェクター経由で映写する予定。プロジェクターの入力はHDMIが使えることが分かったのはいいのだが、さて、MacBookにはHDMI端子はついていないから、変換アダプターが必要になるよなあ……と気がつく。
うちにあったかしら……。
探したら、なぜかThunderbolt(ミニディスプレイポートのことをAppleでは最近はこう呼ぶ)⇒DVIと、DVI⇒HDMIの変換アダプタはあるのに、Thunderbolt⇒HDMIはない。
両方使って、真ん中のケーブルをDVIのやつにすればOKか? 変換を2回やったらまずいのか?
実験してみるしかないか……。やれやれ。
あとは音声出力がさらに問題。MacBookの音声出力からPAの卓までは相当な距離になる。どうしましょ。
……というわけで、押入からケーブル類やらなにやらを引っぱり出してきてあれこれ悩むことに。

引っ越しでだいぶ捨てたのだが、まだこんなに残っていた

アナログの巨大な卓を使っていたときはケーブル地獄だったからなあ。今はもう使い道がなさそうなケーブルがゴソゴソと出てくる

これでちゃんと映像が出るのか?

右はThunderbolt で 左がHDMIの端子。こういうケーブルが最初からあればいいのだが、持ってなくて、真ん中がDVIのケーブルで作ってみた

音声出力用はRCAピンのなるべく長いやつを何本かつないでいくしかないかな

テレビにつないでみたら、映像はあっさり出た。音声もきれいに出たので、これでなんとかなるでしょう
『狛犬ガイドブックVol.1』を作っているときはソフトウェアとのつきあいだったけれど、今日一日はハードとつきあう日になったなあ。
どっちも面倒で嫌い。
現代人は便利な道具に囲まれているけれど、便利なようでいて、道具を使うためにいっぱい時間を取られている。


「第41回国際環境フィルムフェスティバル EKOFILM」ワールドプレミア上映された映画『Threshold:Whispers of Fukushima』が、
日本初の上映会で、福島、京都、栃木を回ります。
2015年12月29日(火曜) Daddy's Cafe(栃木県日光市土沢)にてミニコンサート付き上映会。
18.30開場。監督挨拶、90分の上映の後、映画の音楽監督をつとめたErik Santos氏とたくき よしみつによるミニコンサート。
予約・前売り:1800円、当日・2000円。
予約・問い合わせはDaddy's Cafe(0288-32-2103)へお電話で。
更新が分かるように、最新更新情報をこちらの更新記録ページに極力置くようにしました●⇒最新更新情報
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目次
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「福島問題」の本質とは何か?
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『3.11後を生きるきみたちへ 福島からのメッセージ』(岩波ジュニア新書 240ページ)
『裸のフクシマ』以後、さらに混迷を深めていった福島から、若い世代へ向けての渾身の伝言。
複数の中学校・高校が入試問題(国語長文読解)に採用。大人にこそ読んでほしい!
第1章 あの日何が起きたのか
第2章 日本は放射能汚染国家になった
第3章 壊されたコミュニティ
第4章 原子力の正体
第5章 放射能より怖いもの
第6章 エネルギー問題の嘘と真実
第7章 3・11後の日本を生きる
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『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』(講談社 単行本352ページ)
ニュースでは語られないフクシマの真実を、原発25kmの自宅からの目で収集・発信。驚愕の事実、メディアが語ろうとしない現実的提言が満載。
第1章 「いちエフ」では実際に何が起きていたのか?
第2章 国も住民も認めたくない放射能汚染の現実
第3章 「フクシマ丸裸作戦」が始まった
第4章 「奇跡の村」川内村の人間模様
第5章 裸のフクシマ
かなり長いあとがき 『マリアの父親』と鐸木三郎兵衛
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