2015/10/02
復活の沢、復活せず
先日の大雨で崩れた沢の土手を補修中
ご町内の下水出口が崩落したままなのはよろしくないので、スコップを持って二日連続で補修作業をした。
復活の沢そのものもかなりひどいことになっているので、コメリでベントナイトを5袋買ってきて、水漏れか所を確認しながら補修作業。
土砂を掘り出す作業は息が切れて、5分もすると身体が動かなくなる。でもまあ、汗が出るだけまともかな。
帰り道は道がない急な山肌を上るので、そこでまた息が切れる。
大体のところをやったら水を流したいのだが、上流側、大元の取水口に砂が堆積していて取水口を開けても水は入りそうもない。
農家は稲刈りで、もう水はいらないからこの取水口の土砂は来年の4月くらいまでこのままなのだろうか。
川の護岸もあちこち崩れていて、ようやく市の職員が被害状況を視察に来ていた。
今年の冬はカエルや魚にとっても厳しいことになりそうだ。

この石をどかすのが大変だった。50kg以上はあるかな。とうてい持ち上げられないので、スコップでこじって寄せただけ。

流入口の土留めも整備し直したが、上流の大元の取水口が土砂でふさがっているので水が来ない。

下水の出口。崩れていたところをようやくふさいだ。ここだけはやっておかないとどんどんひどいことになるし、農家にも迷惑がかかるから最優先。
2015/10/03

二日続けての作業になったが、この規模だとミニユンボがほしいなあ。

下水の出口の枡は引っ越して来た当初から壊れていた。左側に下水出口があり、山の上の住宅の下水が全部ここに落ちてくる。最初に見つけたときはヘドロが堆積してひどい状態だった。苦労してなんとか田んぼ側へ流出しないようにして、今までずっとチェックしながらメンテしてきたが、先日の雨で一部崩落。ベントナイトも使って補修してみたが、また大雨があれば崩れるだろうな。

よく晴れた夜空にオリオン座。もう冬なんだなあ。
このところいろんなものが続けざまに壊れる。
でかい雹で車二台は屋根もボンネットもボコボコになったし、大雨ではX-90の運転席に水がチャプチャプいうくらい入ったし(どこから入り込むのか未だに分からない)、電話機は壊れるし、助手さんのパソコンも壊れて僕のお古を回したし、あとはなんだろう、なんかいろいろあって、嫌になる。
頑張って直したり新調したりすると、それをあざ笑うかのように天災や事故がやってくる。
越後の家は、屋根を葺き替え、雪がこい対策のためにベランダと雪がこい板の収納場所を作り、新しい浴槽を買って、かまぼこ形の豪雪対応車庫も作ったところで中越地震ですべて消えた。
今の家は、屋根がスレートで、見るからにもう耐用年数ぎりぎりという感じだから、上から新屋根材で被せてしまいたいところなのだが、金がないし、そういうのをやると大きな災難が来そうな気がしてしまう。
それに、今の時代、個人事業者はお金を稼ぐことがどんどん難しくなるから、金は極力使わない生活スタイルに慣れなければいけない。
見た目が悪いとか、そういうレベルのことはどうでもいいかなと思うようになるのだが、それって老けてしまうことにつながるんだろうな。
お洒落な服がほしいとか新しい車がほしいとか、そういう欲がなくなるというのは、生きることに意欲を持てなくなっていることでもある。
もっとも、浪費癖が悪化する一方の老人というのは最悪だが。
「もの」がほしくなくなるのはいいことかもしれないが、創作意欲もなくなると、生きている意味が見えなくなり、これまた一気に老けるような気がする。
そうならないようにしたい。
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「福島問題」の本質とは何か?
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『3.11後を生きるきみたちへ 福島からのメッセージ』(岩波ジュニア新書 240ページ)
『裸のフクシマ』以後、さらに混迷を深めていった福島から、若い世代へ向けての渾身の伝言。
複数の中学校・高校が入試問題(国語長文読解)に採用。大人にこそ読んでほしい!
第1章 あの日何が起きたのか
第2章 日本は放射能汚染国家になった
第3章 壊されたコミュニティ
第4章 原子力の正体
第5章 放射能より怖いもの
第6章 エネルギー問題の嘘と真実
第7章 3・11後の日本を生きる
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『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』(講談社 単行本352ページ)
ニュースでは語られないフクシマの真実を、原発25kmの自宅からの目で収集・発信。驚愕の事実、メディアが語ろうとしない現実的提言が満載。
第1章 「いちエフ」では実際に何が起きていたのか?
第2章 国も住民も認めたくない放射能汚染の現実
第3章 「フクシマ丸裸作戦」が始まった
第4章 「奇跡の村」川内村の人間模様
第5章 裸のフクシマ
かなり長いあとがき 『マリアの父親』と鐸木三郎兵衛
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