日光には「レジェンド」と呼ばれる老ジャズマンが何人かいる。
その中の一人、ラーメン屋「ゼンジー南京」の経営者・山野井善次さんが今年6月に亡くなった。
店を閉めるという話がフェイスブック経由で流れてきて間もなくのことだった。
後輩ミュージシャンたちからも「ゼンジーさん」と呼ばれて尊敬されていた。
弟弟子であった
飯塚雅幸氏のブログに紹介が出ている。
もう一人、ゼンジーさんより年上、80代の篠原文雄さんも「レジェンド篠原」と呼ばれるベテランミュージシャン。
篠原さんとはDaddy's Cafeのジャムセッションでいつも会っている。
篠原さんは一度脳梗塞で倒れていて、僕が最初に会ったときはリハビリを始めたばかりのときだった。歩くのもやっとという感じで「目も見えなくて、ようやく少し見えるようになってきた」とおっしゃっていた。
そのときも演奏に加わっていたのだが、僕は全然知らなかったので、平気で途中から勝手に加わったりしていた。他の人はひやひやして見ていたに違いない。
ピアノ、ベース、ドラム、ヴァイブラフォン、ギター……と、なんでもこなすマルチプレイヤー。ご本人はドラマーと名乗っていたようだが、いちばん好きなのはエレキベースだと聞いた。
音楽のジャンルもなんでもこなす。演歌が好きだとも聞いた。
リハビリは相当大変だったと思うが、今は眼光も鋭くなり、毎回セッションに来ている。
いい加減にやっていると怒られる。
「ジャズをやるならちゃんと基礎から学べ」「ミストーンは絶対に出すな」と言われた。その言葉は今も胸に刻んでいるのだが、全然実践できていない。だからますます行くのが怖くなる。
僕は音楽を生でやれるのはせいぜいあと10年、70歳までかなあ……と思っているのだが、80代の篠原さんがバリバリの演奏をしている間は、そんなことは言えない。
親の世代のミュージシャンと一緒にセッションできるというのは幸せだ。
ところで、YouTubeの動画を貼り込む場合、スマホだとプレビュー静止画は画面幅に縮小表示されないが、タップして再生すればちゃんと画面幅いっぱいで再生されるようだ。再生前の画面を少しでもスッキリ表示させる方法はないのかな。
Daddy's Cafe
日光市土沢346-19 tel:0288-32-2103
18:00~24:00、火・水・木曜はランチも。月曜定休 パーティやライブなどは応相談
毎月第一金曜は弾き語り自由参加の「アコースティックナイト」、第一土曜はジャムセッションデー