2015/08/21
小来川のモリアオが気になる
軍手坂に今日もツッチーがいた
オオカミ池、方舟にまだオタマのまま残っている最終組は、夏の間にちゃんとカエルになれるのだろうか? 早くカエルになって、しっかり食って大きくならないと、日光の厳しい冬は乗り切れないだろうに。なんでこんなにのんびりしているのか?

後ろ脚は生えている。十分太ってもいる。元気もありそうだが……

心配だなあ

この右側の異様な膨らみは何? 前脚が出る寸前だから?? それともなんか病気?

このところくもりや雨が多くて、水温が上がらないのももたもたしている一因か

この子の後ろ脚は結構しっかりしている感じだが……
では、7月半ばになってもまだ産んでいた小来川のモリアオはどうなっているんだろう……と、産卵場所に行ってみることにした。
田んぼは一見平穏だが、見えているオタマはなんだか栄養失調っぽく、元気もなさそうだった。う~~む。
早めに産んでいたやつはもうカエルになって林に入っているのだろうか。
まあ、この場所で長いこと生きているのだから、大丈夫なのだとは思うが……。

モリアオが産卵する田んぼ

まだ脚も生えていないし、痩せている。体表が干からびているような印象も受ける

これはイモリの子かな?

水は抜けていないので一安心ではある

大丈夫かなあ、と不安を抱きつつ去る
動画のほうが分かりやすい↑
カエルにはカエルにしか分からない事情があるんだろう。
何年も庭や近所のカエルを見続けているが、未だに分からないことだらけだ。
一斉に上陸して、池の周囲の草木に元気そうな子カエルがずらっと並んでいる光景も見たが、知らないうちに水の中で溶けてしまったとしか思えないような年もある。(変態後のミニカエルも死骸も見つからない)
隣り合った小さな池で、かたやアオミドロ大量発生、かたや水は澄んでいてオタマも元気……みたいなのも、何の違いでそうなるのか分からない。
活発に動き回る日とじっと泥の中に身を隠している日の違いもよく分からない。
農業もそんな感じなのかな。植物(作物だけではなく、周囲の草木)と対話しながら、なぜそうなるのか考える日々……みたいなところがあるに違いない。
いや、別にカエルを養殖しているわけじゃないんだけどね。
小来川より標高の高い、冬の寒さも厳しい川内村の平伏沼は、モリアオガエルの産卵時期は6月。ところが小来川の水田では7月になっても産んでいる。なぜなのか?
その小さな水田に水の入る時期、水を抜く時期、そして水温が上がる時期などを、そこで生まれ育ったカエルたちが記憶して、DNAに何か記録でもしているのだろうか……なんて想像するのは、小説的な世界なんだけれどね。
あるんじゃないかなあ、そういう未知の世界が。
2015/08/22
コッソリープに何かの稚魚が
ほぼ毎日復活の沢をメンテナンスしに行っているが、今日は草刈りに来ていた農家の人と鉢合わせ。
「こんにちは」と声をかけたら驚いていた。
で、コッソリープを覗くと、何かの稚魚がいっぱい泳いでいる。
どこから来たのか? どうやってここに入ったのか? なんの稚魚なのか? メダカってことはなさそうだが。
2015/08/24
本当に心配なオタマ最終組
本当に心配になってきた。
前脚がうまく出てこないやつもいるし……。
杞憂だといいのだが……。

前脚がもうすぐ出てくるはず

こいつはどうしてしまったのだろうか。この後、水泡みたいなのを破ってちゃんと前脚が出てくればいいのだが

オオカミ池ではほとんどオタマの姿が見えなくなった。変態直前には姿を隠すのか? 1匹だけ見つけた。もうすぐ上陸?

方舟の軍手坂。隠れて顔だけ出しているツッチーとのほほんとしているダルマ
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