2015/06/22
今年のモリアオは断念
午前中、外が騒がしいので窓から見たら、のぼるくんとくろしろねこが喧嘩する寸前だったらしい。くろしろねこ、悠然と畑のほうに去って行くの図。
小雨の中、オオカミ池を見に行く。カエルたちがみんなどこかに隠れている中、一匹だけ御山の大将をやっているのがいる↓

ネコもカエルも縄張り意識が強くて大変。でも、かわず庵のカエルたちはそうでもないな

夕方、雨が完全に上がったので、久々に林道を通ってモリアオ疑惑堰堤へ。
農道に入ったところで、見慣れぬバイクが前を行くのを見た。その後、林道の中でバイクを停めて、小さなデジカメで花を撮っている横を通り過ぎた。
「こんちは~」と声をかけたが返事はなし。
雨が続いたので涸れていた沢も勢いよく流れている。でも、もうモリアオの季節は終わりなんだろう。川内村の平伏沼では今頃がピークだが、ここはもう少し標高が低い分、産卵期は5月後半くらいなのかもしれない。いれば……の話だが……。
さっきのバイクが無言で追い越していった。
堰堤に着いたら、さっきのバイクが停まっていて、ライダーが堰堤の上にいる。
戻ってきて、ちょっとばつが悪かったのか「釣りですか?」と、初めて声をかけられた。
そこから世間話というか、立ち話が続いた。モリアオガエルがここにいるらしいことを話したが、カエルのことはあまりよく知らないと言う。
ヘルメットを取ると、ニシマキさんにそっくりな人だった。

雨が続いたので満水状態の堰堤

モリアオの卵、見つからず

上からあふれているのを初めて見た。こないだまで底が露出していたのに、水量の差が激しいからモリアオ向きではない

かなり長い立ち話の後、別れた。道の脇に一時的に水たまりができていたが、これはすぐに干上がる

家に戻る前にコッソリープの点検。水位調整用の石が流され、水が流入せず、沢が干上がっていた

オタマの姿は消えて、ヤゴだけ

流された石を拾ってきて、再び設定。ほんとに微妙なのよね
カエルが生き延びるには、ある程度安定した池や沼が必須なのだなあと改めて思う。流水域ではダメ。すぐに干上がる水たまりでもダメ。オタマの時間が長いカエルは、夏に中干しする田んぼでも生きていけない。
今年の冬には、形が崩れて消滅寸前の板池を拡張して、オオカミ池くらいの大きさの△池を造ろうかと思っている。助手さんには内緒だけど。
更新が分かるように、最新更新情報をこちらの更新記録ページに極力置くようにしました●⇒最新更新情報




のぼみ~日記の写真は主にオリンパスXZ-10で、他にオリンパスStylus1、ソニー NEX-5R+SONY 50mm/F1.8 OSSなどでも撮っています

たくき よしみつ のアルバム (MP3ダウンロード)
クリックした先で試聴できます














「福島問題」の本質とは何か?
|
『3.11後を生きるきみたちへ 福島からのメッセージ』(岩波ジュニア新書 240ページ)
『裸のフクシマ』以後、さらに混迷を深めていった福島から、若い世代へ向けての渾身の伝言
第1章 あの日何が起きたのか
第2章 日本は放射能汚染国家になった
第3章 壊されたコミュニティ
第4章 原子力の正体
第5章 放射能より怖いもの
第6章 エネルギー問題の嘘と真実
第7章 3・11後の日本を生きる
■今すぐご注文できます
で買う
⇒立ち読み版はこちら
|
|
『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』(講談社 単行本352ページ)
ニュースでは語られないフクシマの真実を、原発25kmの自宅からの目で収集・発信。驚愕の事実、メディアが語ろうとしない現実的提言が満載。
第1章 「いちエフ」では実際に何が起きていたのか?
第2章 国も住民も認めたくない放射能汚染の現実
第3章 「フクシマ丸裸作戦」が始まった
第4章 「奇跡の村」川内村の人間模様
第5章 裸のフクシマ
かなり長いあとがき 『マリアの父親』と鐸木三郎兵衛
■今すぐご注文できます
で買う
⇒立ち読み版はこちら
|
↑タヌパックの音楽CDはこの場で無料試聴できます
Flash未対応ブラウザで、↑ここが見えていない場合は
こちらへ
狛犬ネット入口目次へ